私は大和朝廷の前身は九州に実在した古代国家だと思っている。

 

古事記や日本書紀といった後世に編纂されたものは為政者の意思を反映しているため、歴史的事実をそのまま記録しているわけではない。

 

また、古事記は神話であり、あくまでも物語である。

ただ、歴史的事実をもとに脚色して書かれていると考えられる。

 

神武東征が記紀の伝える天皇制の起源であるが、神武天皇が果たして実在した人かどうかはわからない。

ただ神社に神として祀られているからには、モデルとなる人物が実際にいたのだろう。

 

神武天皇はウィキペディアによると以下のように紹介されている。

 

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天孫(天照大御神の孫)・瓊瓊杵尊の曽孫。

彦波瀲武鸕鶿草葺不合命(ひこなぎさたけうがやふきあえず の みこと)と玉依姫(たまよりびめ)の子。

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神武天皇の父親である彦波瀲武鸕鶿草葺不合命(長くて覚えにくい)については以下のように紹介されている。

 

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彦火火出見尊(火折尊、山幸彦)の子。母は豊玉姫

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そんなわけで、南九州にはゆかりの神社がたくさんある。

今回は、そんな中で、知覧にある豊玉姫神社に行く機会を得た。

 

 

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早朝に富屋旅館を出て、てくてく。

神社までの道は地下水路になっていて、ホタルが出るらしい。
ホタルはきれいな水にしか住まないので、山からの湧き水が豊富なんだろうなあ。
 
 



豊玉姫神社の鳥居。
 


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これだけ立派な神社がしつらえてあることからも、
豊玉姫が土地の人に深く信奉されていると感じられた。
 
神社の敷地内に広場があり、樹々に囲まれた清浄な空気を感じた。
ここで軽く円舞の基本の型をやり、地球への感謝を祈る。
 
 


 
知覧に行く機会があれば、是非お立ち寄りください。
古代より脈々と伝わる土地の神気を感じることができるでしょう。
 
特に早朝がオススメです❗️