4月30日、知覧旅行に出発(^-^)
 
 
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ソラシドエアーで出発です!

 
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鹿児島空港は南国っぽい。
 
空港からレンタカーを借りるつもりだったが、
予約なしでも大丈夫だろうと
タカをくくっていたら、
翌日の5月1日がゴールデンウイークのため、
すでに予約でいっぱい❗️
 
おかげで、当初の予定は大幅に書き換えることに。
 
とりあえず初日は知覧に一点集中することに。
 
高速バスで、空港から鹿児島中央駅に一時間ほどかけて移動。
その後、バスで知覧に移動。
 
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まあ…、遠かった。
 
レンタカーなら一時間でいけるはずだったのになあ。
 
15時に富屋食堂ホタル館でお話し会があると聞いていたので、急いで食事しないと、と目にとまった知覧茶屋に。
 
ここは、特攻の母と言われる鳥濱トメさんのお孫さんが始められたお店と、あとで知った。
メニューに玉子丼がなかったが、あとで聞いたところによると、原価が安くて、お店にとっては高い単価をつけられないため、商売としては難しいんだとか。
 
 
天ぷらうどん定食を食する。うまうま。
 
 
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知覧で是非とも訪れたいと思っていたところは
特攻観音と三角兵舎。
 
特攻観音は、鳥濱トメさんが特攻で亡くなった若者たちを一生をかけて供養することを決めたときに、最初は知覧の基地の跡地で拾った一本の杭を墓標としていたが、戦後に知覧市長に陳情して、観音堂を建ててもらったもの。
 
これは個人がやることではなく、公共のものとして建てるべきという揺るがない信念が、トメさんにはあった。
 
三角兵舎については、知覧に訪れたことのある方が、ここを見た時に涙が止まらなかったという話を聞き、是非とも見てみたいと思っていた。
 
 
実際には当時の三角兵舎は残っておらず、レプリカとして作られたものだが、観音堂の隣にあったので、探し回らずに済んだ。
 
三角兵舎のすみで、鎮魂の祈りをした。
 
そのあと、特攻平和会館で展示を見学。
 
 
 
やはり、特攻で亡くなった千人余りの若者たちの写真には言葉を失う。
どの写真を見ても、今の若者と変わらぬ笑顔。
正直、短い時間では消化し切れなかった。
 
そこから富屋食堂ホタル館までは徒歩で移動したのだが、まあ、遠かった。
3時に着こうと15分前に平和会館を出たが、ホタル館まで30分くらいかかった。

 

 

 

 

ホタル館は、富屋食堂跡地に建てられた富屋食堂の建物を当時のままに復元したもの。

中にはトメさんの見送った若者たちとのエピソードを紹介する展示が。

若者たちの写真に寄り添うように紹介されるエピソードに涙を禁じ得なかった。

 

ここで、トメさんのひ孫でホタル館で語り部をしている鳥濱拳大(ケンタ)さんと会うことができ、展示について説明を受けた。

無事に名刺交換もできて、よかった。

 

 

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この日は、知覧の富屋旅館に一泊しました。

ホタル館の隣にありました。こちらもトメさんの子孫の方が経営されています。

トメさんの旦那さんが退職された際に退職金などで旅館を買い取り、特攻隊の遺族が知覧を訪れた際に泊まれる場所として開業された。

トメさんの娘さんがおかみさんをされていたそうだ。(今は当然ながら、代替わりされている。)

 

知覧茶屋、富屋食堂ホタル館、富屋旅館と、トメさん一族ゆかりの場所を訪れることができたのは僥倖だった。

旅の当初の目的は達成できたと言えよう。

 

 

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《富屋旅館別館のお部屋でお出迎えしてくれた 
    お地蔵さんたち》

 

 

 

夕方になると、涼しい風が吹いてきた。

近くに流れる麓川(ふもとがわ)のせせらぎに誘われるように、疲れた足を奮い立たせ、外に出た。

 

 

川沿いの道を散策。

 

 

 

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川沿いにある祠に面白い文様が見えたので、絵にしてみた。
 
 
あと、目の錯覚かもしれないが、木陰に白い爺さんがしゃがんでいるのが見えた(気がした)。
ここには妖怪がまだいるのかもしれない。
 
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かわいい雲を見かけたので、絵にしてみた。
 
 
翌朝、朝食前に豊玉姫神社に散策かねて、行きました。
詳細は別に投稿します。

 

最後に、FBに投稿した記事をここにも掲載しておきます。

 

・・・・・・

 

知覧は、一生に一度は行かないと❣️

と思ってた場所。

 

特攻基地となり、さまざまなドラマを生んだ因縁の地ですが、戦争がなければ、のどかな自然に恵まれた城下町でした。

 

鳥濱トメさんという日本の女性の強さや母性を体現されたような方の足跡が残る場所。

富屋旅館の朝食のこだわりは一度経験する価値があります。

 

 

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次に行くとしたら、仲間を連れてゆきたいものです。

ちと遠いけど。

 

 

 

 

▼推薦図書

 鳥濱明久著「知覧 いのちの物語」

知覧いのちの物語―「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメの生涯

 

 

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