【全体と個】
生命は、
命がたくさん集まって
できている。
一つ一つの命が
細胞のように
大きな生命を形づくる。
一つ一つはバラバラで、
でも寄り添いながら、
生きている。
それでいて、
全体を一つにするエネルギーで、
つながっている。
それを
愛のエネルギーと呼ぶ人もいる。
神と呼ぶ人もいる。
宇宙の約束と呼ぶ人もいる。
サムシンググレートと呼ぶ人もいる。
だが、実のところ、
呼び方はどうでもいいのだ。
生命を人間に例えると、
一つ一つの命は細胞にあたる。
たくさんの細胞が、
身を寄せ合って、
一人の大きな人間を形づくる。
それと同じことが、
宇宙という、
大きな大きな生命についても言える。
神は自分に似せて、
人を作ったという。
神という宇宙は、
人の形をしているとも言われる。
私たちの住む天の川銀河は、
宇宙という肉体の中の、
心臓の右側にあたるらしい。
宇宙全体に新しい血を送り込む、大宇宙の心臓の役割を担う。
それが天の川銀河。
宇宙にくまなく流れる血液は、
愛というエネルギー。
ゆえに、
天の川銀河のテーマは、
新しい形の愛という血液を創造し、全宇宙に発信する、
崇高なもの。
もちろん、
他の銀河も、
一つ一つ、
かけがえのない使命を帯びている。
人間の体で見てみよう。
足がなければ、歩けない。
手がなければ、ものが持てない。
目がなければ、何も見えない。
耳がなければ、何も聞こえない。
身体中の一つ一つの部分が、
それぞれの個性に応じた役割をにない、
全体として機能する。
それと同じように、
私たち一人一人が
大宇宙の一部として、
壮大なジグソーパズルのワンピースとして、
かけがえのない、
唯一無二の個性を持ち、
それぞれの個性に応じた役割を持つ。
一人一人が輝き始めると、
全体が輝き始める。
そうすると、やがて、
宇宙全体が輝き始め、
新しい形に進化する。
宇宙は
その日を夢見て、
今日も全宇宙に
愛のエナジーを流し続け、
私たちを生かしむる。
よっくる