【愛のひとつぶ】


わが心に埋め込まれしは

神の愛のひとつぶ。


宇宙の根源神の分け御霊たるわれらは

内なる神を持つ。

宇宙といふ大いなる愛のひとつぶを

分けられしわれら。

心のうちに宿すものなり。


根源神につながるには

まず、内なる愛とつながるべし。


そは、小さき愛ではあれども、

小さきひとつぶの愛に過ぎねども、

大いなる神と同じ力を宿すなり。


その愛は小さくても強し。

決して壊れず、

なくならず、

存在し続ける。

とこしえに。

とこしえに。


その愛のひとつぶにくらぶれば

肉体など、なにほどのものであらふ。

肉体は時が来れば朽ち果て、

土に還る。

ほんのいっとき、地上に過ごすための

乗り舟にすぎぬ。

天より天降りしみたま、

それがわれわれの本当の姿なり。

みたまは目に見えぬカラダもち、

そのうちに愛をひとつぶ宿す。


その愛あればこそ、

われらはとうとし。

われらはとうとし。


みなひと、いながらにして、

すでにとうとしといふは、

その内なる愛ゆえ。


ありがたし。

ありがたし。

神のみたまは

ありがたし。


われのみたまは

ありがたし。


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