おばあちゃんには子供の頃にお世話になった。小学校時代、自分の部屋のない頃は、おばあちゃんの部屋で一緒に寝た。時々、おねしょしたりしたけど、叱られた記憶はない。
母が家事の一切を仕切っていたので、おばあちゃんはゆるやかに余生を過ごしていた。孫にはやさしいおばあちゃん。
おばあちゃんの信心深いとこは、影響受けたかな。
おばあちゃんが転んで、ストーブのかどに頭をぶつけた時、その場に居合わせていた僕は、オロオロして、なにもしてあげられなかった。
それがもとで、おばあちゃんは死んでしまったから、自分がおばあちゃんを…と自分を責めた。
大人になり、ある時、おばあちゃんが会いにきてくれたような気がした時があり、その時におばあちゃんが天国で暮らしていると感じた。なんだかほっとして、その時に自分を許すことができたように思う。
おばあちゃん、あの時、会いに来てくれたよね。ありがとう。