今日はスキマ時間ができたので、
会社をランナウェイして(というか行かずに)
新横浜で午前中を過ごしていたところ、
ふと思い立って、
かねてからやりたいと思っていた
「富士川から富士山の写真を撮る」
ために、こだまに飛び乗ったのだった。
今年はおひとり様旅行でいろいろ巡りたいと思っているのだが、今日もそのパターンかな。
次回は誰かお連れしてもよいので、下見もかねて。
新富士駅にあった富士山近辺マップ。
観光バスにのれば、富士山に乗り込むことも可能な位置。
「新富士」駅はいつも新幹線で通過するだけで下車したことがなかったけど、
下車してわかったのは、在来線の富士駅が離れていること。
バスかタクシーで移動が必要。
タイミングよく一時間に一本のバスに間に合ったので、富士駅に移動し、そこから
在来線で富士川駅へ。ここまでは比較的順調。
駅からも富士山がきれいに見える。
ハラショー(^_^)
富士川駅から富士川河川敷までてくてく歩く。
歩くのは嫌いじゃないし、健康にもよい。
太陽がさんさんと照るなかを汗をかきつつ、河川敷に到着。
なにやら工事をしているよう。
重機が何台か作業していた。
川沿いの道も通行止めにしているようだ。
しばらく川沿いの自動車道の側道をてくてく山側に向かって歩く。
でかい用水管の橋を通過。
すると、向こうの方に在来線の鉄橋が見える。
富士川の写真スポットはあの辺か~と思い、さらにてくてく歩く。
歩きながら見る富士山は壮大で美しかった。
本当に美しい山である。
多くの人の心を魅了するものが富士山にはある。
在来線の鉄橋を越えると、向こうに自動車の通る鉄橋が見えた。
そこは川がせきとめられていて、人工の急流のようになっていた。
富士川に来たんだから、川の流れもじっくり見てみたい。
自動車が渡れるなら、人も渡れるだろうし。
そう思い、さらにてくてくてく。
おおおー!
すごい川の水の流れ!
人工的にせきとめられた川の水がごうごうと音をたてて、流れている。
水の勢いに気圧されながら、しばし見とれる。
富士山をバックに川の流れをパシャリ。
やはり、「富士川と富士山」の写真を撮るなら、ここ、ここ!
と、撮影スポットを発見できて、ウキウキ。
自動車道のわきの人が通る道はせまく、なかなかスリリング。
川を渡りきる手前のごうごうたる急流がまたすごい。
この迫力!
自然と人工のコラボで作り出した風景!
そんな川の流れをどっしりと見守る富士山。
橋を渡りきると、なにやら神社らしきものが。
「水神社」?
水を祀る神社といえば、龍神様!?
そう思い、参拝に立ち寄る。
御祭神の由緒書きを読むと、なななんと、瀬織津姫の御名が!
瀬織津姫といえば、つい先日、武蔵国一之宮の小野神社に参拝したばかり。
富士川のほとりに瀬織津姫を祀る神社があるなんて、知らなかった・・・。
これは導かれた、と思ってよいのですね、瀬織津姫様!
来てよかったーとルンルンしながら、お参りする。
ここは誰かを連れてくることになりそうな気がするな。
そのまま、道なりに歩いてくとJR見延線の柚木駅に到着。
富士駅の隣の駅である。
スイカの改札があり、ピッとして、中へ。
タイミングよく電車が来た。よかったー、待たされなくて。
順調に富士川の旅を終えた私は、新富士駅で祝杯をあげるのだった。
次回はツアーで来たいな、と思いながら。
おわり