【衣食足りて礼節を知る】

 

人が人として生きるための基本は、
衣食住にあると言われる。

 

特に、衣食は、
「衣食足りて礼節を知る」の
ことわざにもある通り、
特に重要なもの。

 

食足らざれば、
人は飢え、
パンを盗む。

 

衣足らざれば、
人は寒暖をしのげず、
衣を盗む。

 

生きるために。
ただ、生きるために。

 

衣食足らざれば、
街に盗人が増え、
治安は乱れよう。

 

日本の治安がよいのは、
衣食足る生活を
多くの人が享受しているからに
他ならない。

 

世界の後進国と言われる地域においては、
貧富の差が激しく、
衣食足らざる住民が多い。


そのために、
人々は野盗と化し、
治安が乱れる。

 

よって、
世界平和を目指すには、
全世界の人々が
衣食足る状態にすることが
根本政策と言える。

 

軍備拡張の先には、
戦争しかなく、
一部の人々を富ませるだけである。

 

軍備に投資するお金があるなら、
食糧を全世界に行き渡らせるために、
投資すべし。

 

衣食足りて、
礼節を知る。


まさに金言なり。

 

衣食足りて、
次に愛を中心とした
社会を形成する。

 

衣食を世界に
分かち合うことをもって、
人々は愛の素晴らしさに
目覚めよう。


分かち合いからは、
感謝が生まれ、
笑顔が生まれる。

 

それは、
愛の星、地球を作る
礎(いしずえ)となろう。

 

衣食足りて、
礼節を知る。


すべては、
ここから始まる。

 

よっくる