SRプロジェクト始動❗️
SRプロジェクト、始動します。
昔、会社であったプロジェクトにSRプロジェクトというものがありました。
コンセプトを重視し、それを議論しながら、その実現手段を研究し、提案するプロジェクトでした。
若いながらも議論に参加し、リーダーのおじさんが目をキラキラさせながら熱い思いを語っていたのが思い出されます。
今の私にとって、SRとはSARAのことです。
私を作家活動に導いたSARAという存在は目には見えないけど、実在していると感じています。
少女の妖精ちっくなイメージが降りてきて、それを絵に描き始めたのも、それをヘタウマでいいと応援してくれる人がいるのも、なにか意味があると思います。
絵本というのがキーワードです。
私は今まで短編を中心に出版活動をしてきました。
それは表紙だけに絵があり、中身は文章のみ、というものでしたが、それを絵本と呼ぶ人が現れ、私を絵本作家と紹介してくれる人が現れました。
私自身は自分を絵本作家とは思っていないけど、なぜ、そう呼ばれるのか?
そう呼ばれて、イヤな感じがしないのはなぜか?
やはりそれは、絵本を出しなさい、との天からのメッセージでは?
そのように妄想をしながら、SARAの絵本の企画を練り始めました。
そんな中、絵本作家の のぶみさんの絵本に出会いました。
のぶみさんの絵は決して上手な絵ではないけれど、彼には夢があり、伝えたい想いがあり、プロの絵本作家として、人生をかけています。
私から見れば雲の上を往く人ですが、そんな彼も日々悩み、試行錯誤し、努力を重ねながら、成長しています。
そして、次なる出会いが「えんとつ町のプペル」。西野◯さんのプロヂュースした絵本です。
この絵本の製作は分業方式で進められ、資金集めや広報にクラウドファンディングやネットを最大限に活用しながら、ベストセラー作品に仕上げられています。
西野さんはこれからの時代を切り開く荒くれ者の一人。変革者だと思います。
たった一人で頑張るのぶみさんとチームで頑張る西野さん。
どちらが優れているということではなく、どちらもありだなと思います。
伝えたいものがある人は、その思いを実現するための努力を惜しみません。
一人でも二人でも多くの人に伝えたい。
それは真摯な願いでもありましょう。
それが百万人ともなれば、大きな責任がともないます。
間違ったことを多くの人に伝えるのは多くの人の道を誤らせ、その咎は自分にも帰ってきます。
それが原因結果の法則です。
そうなりますと、自分の作品に絶対的な自信がないと、多くの人には伝えられない。
この作品だけはこの世に残してからでないと死ねない。
この作品を残せたから、自分の人生大成功!
作家というものは、そんなものかもしれません。
そんなわけで、自分のすべての思いを一冊の絵本に詰め込み、次世代に残るものとして伝えていきたいと思い、SRプロジェクトを立ち上げます。
このプロジェクトはさまざまな形での応援をいただきながら、進めていきたいと考えています。
是非、お力添えをお願いいたします。
よき世を つくる
作家 谷よっくる