【核エネルギーという試験】
核というエネルギーを人類がどう扱うか。
これはひとつの試験。
核エネルギーそのものには善悪なし。
使う人類の心次第。
人類の心の進化レベルは
愛というものさしで、はかられる。
試験は実習形式なので、
終わるまでには、まだ時間がかかる。
7月16日に始まった試験は、
まだ終わっていない。
その日、人類は核エネルギーを兵器とすることに
成功してしまった。
今もなお、多くの人が、抑止力として、
核兵器は必要と信じている。
人類がそのレトリックにひっかかっている限り、
核兵器はなくならないだろう。
人類が恐怖に支配され、隣人を敵と見なしている限り、
核兵器をなくすことはできないだろう。
私たち、一人ひとりが
恐怖に支配されている限り、
核兵器はなくならない。
手放そう。
手放そう。
隣人を恐怖の目で見るのは
もうやめよう。
私たちは地球に住まう
家族であり、仲間だから。
人類がひとつの家族になったとき、
核兵器は時代の遺物になる。
そういう幼い時代もあったねと
人びとが笑う、
そんな時代がいずれ来るだろう。
よっくる