【魂は死なない】

 

私たちは、
人の死に心を痛めたり、
悲しんだりするけれど、
不思議と、
どこか人ごとで、
冷めていたりして、
自分は決して死なないと
心のどこかで思っている。

でも、
それって
実は、
魂は死なないってことを
心のどこかで
知っているのではないか?

人の死とは、
常に肉体の死。
自分の死とは、
肉体がなくなることではなくて、
自分という存在がなくなること。

しかし、
自分の肉体が死んでも、
自分という魂は死なない。
永遠に
生き続ける。
存在し続ける。
そのことを、
私たちの魂は、
当たり前のように
知っている。

だからこそ、
自分の死を
遠い世界のことのように
感じるのではないだろうか。

肉体の死は、
私という存在がなくなることを
意味しない。
魂の乗る舟がなくなるだけのこと。
この世をわたる乗り物を失うだけのこと。
そのことに
みなひとが気づく時代が
すでに来ている。

あとは、
一人ひとりが
それに気づくだけ。

そのことに、
人々が早く気づくように、
私は、詩や物語を
書き続ける。

 

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