【稲妻の社にて】
子午線のうえ、
明石なる、龍神集まりし土地に
稲妻の社あり。
古代日本におき
外敵の侵入を
からくも撃退する際に
日本を守りし龍神が
稲妻とどろかせ
雷落とし
それに馬がおののき、
落馬せし鉄の武人を
日本のもののふが仕留めたまふ
その稲妻落とせし龍神を
祀る社なり
同じく明石の地に
眠りたる青龍あり
藤江の社に封印され
眠りぬ
京都は二条城
その地下深くに
封印されし白龍あり
目覚め乞い願ふ龍神なり
龍の眷属
冬の雪の日に白龍に呼ばれ
二条城の周囲を歩き
封印を解く準備をせり
天界の波動を流しつつ
雪の中を歩きをり
その数年後に
再び二条城近くに招かれ
銀河の歌姫を帯同す
歌姫の歌
周囲に響き渡りて
地下の白龍に届く
目覚めし白龍
告げて曰く
明石の地に
青龍あり
われとともに
約束せしものなり
われ目覚めたり
かれもまた目覚めんと欲す
地上の民の力もて
目覚めさせたまわんと
龍神の導きありて
龍の民集い
地上より神楽おこして
天上の龍神を喜ばす
天上の龍神こぞって
力になりて
地上の民とともに
力合わせ
奇跡を起こす
明石の地
子午線の通る地は
地球において
新たな文明記す約束の地
ここに封ぜられし龍おるは
偶然の産物にあらず
必然の準備なり
大震災起こるも
大地の怒りたまりて
晴らさねばならぬがゆえなり
明石の地に封ぜられしは
宇宙の龍
創造神の眷属なり
稲妻の社にて神楽舞い
付近の龍神集まりて
喜びの雨を降らす
青き龍は
白き龍とめぐりあいて
ひとつになり
空高く飛翔す
そして高き高き空より地球をめぐり始めぬ
新たな創造の使命果たし始めぬ
よっくる(2015.9.18 稲妻の社にて)