柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』
内容(「BOOK」データベースより)
ブログがきっかけで偶然出会った
大手商社につとめる栄利子と専業主婦の翔子。
互いによい友達になれそうと思ったふたりだったが、
あることが原因でその関係は思いもよらぬ方向に―。
女同士の関係の極北を描く、傑作長編小説。
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柚木麻子さんの作品は何作か読んでますが
今までの私の印象は、明るくて
くすりと笑えて共感できて、ほのぼのして
心があたたかくなって、、、
といったものでしたが、この作品は
ちょっと毛色が違う、というか何というか。
怖い、恐ろしい、変な汗が出る、
読みたいんだけど、先に行きたくない。。。と
なんとも不思議な気持ちになる作品でした。
自分が、女子だから、なのかな。
女子的な付き合いや人間関係って
誰もが一度は悩んだことがあると思うのですが
そういう“女子の面倒くささ”が
見事に言語化されて、ストーリー化されていて
読みたいけど読みたくない、という
矛盾した気持ちになりました。
何回かに分けて読んだのちに
最後は朝スタバで一気に。
最近の夜は、夫と『半沢直樹』を観ていたので
少し読書ペースが落ちてましたが
ドラマも観終わったので、また、本時間が増えるかな。