こんな時だから、こそ、心を落ち着けたくて
どっぷりハマれそうな、原田マハさんの
アート系作品をチョイス。
『ジヴェルニーの食卓』
![]() | ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫) 616円 Amazon |
内容紹介
「この世に生を受けたすべてのものが放つ喜びを愛する人間。
それが、アンリ・マティスという芸術家なのです」(うつくしい墓)。
「これを、次の印象派展に?」ドガは黙ってうなずいた。
「闘いなんだよ。私の。――そして、あの子の」(エトワール)。
「ポール・セザンヌは誰にも似ていない。
ほんとうに特別なんです。
いつか必ず、世間が彼に追いつく日がくる」(タンギー爺さん)。
「太陽が、この世界を照らし続ける限り。
モネという画家は、描き続けるはずだ。
呼吸し、命に満ちあふれる風景を」(ジヴェルニーの食卓)。
モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。
時に異端視され、時に嘲笑されながらも
新時代を切り拓いた四人の美の巨匠たちが、
今、鮮やかに蘇る。
語り手は、彼らの人生と交わった女性たち。
助手、ライバル、画材屋の娘、義理の娘――
彼女たちが目にした、美と愛を求める闘いとは。
『楽園のカンヴァス』で注目を集める著者が贈る、
珠玉のアートストーリー四編。
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原田マハさんらしい、というか何というか
アート感がたっぷりで、アーティストも
それを語る女性も、みんなが魅力的で
目の前に絵が浮かんでくるような
そんな作品ばかりでした。
特に私は、印象派の中でもモネが好きで
大学生の時に、ジヴェルニーに遊びに行ったんですよね。
モネの家や、睡蓮の池を見た時の
感動やときめきや嬉しさを
久しぶりに思い出すことが出来ました。
原田マハさん、やっぱり大好きです
しばしの間、現実逃避の旅に出ることが出来ました✨