内容(「BOOK」データベースより)
「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、
家系に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優、
無銭飲食の罪を着せられた中二男子…、
人生、単純じゃない。だからこんなに面白い。
独特のユーモアと、心にしみる切なさ。
森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語。
よく「珠玉の短編集」という言葉を聞きますが
私にとっては、これがまさにそうでした

どの物語も、くすりと面白かったり
ずっしりと心に響いたり
涙が出てきそうになったり・・・・
色んな味わいのある作品が
一つの本にまとまっていて
間違いなく、読んでよかった一冊です。
どの作品も、本当に魅力的だったのですが
特に、高校生の時に目撃した恋を描いた『本物の恋』
特に、高校生の時に目撃した恋を描いた『本物の恋』
恋と胃袋と親子関係が濃密に描かれた『ブレノワール』
この2つの短編は、既に2回読みなおしたぐらい
大好きな作品になりました。
森絵都さんの作品は
先日の『風に舞いあがるビニールシート』
に続いて2冊目なのですが、他の作品も
もっと読んでみたいと思います
もっと読んでみたいと思います

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臨月のため、さすがに遠出は出来ず
相変わらず、読書三昧の毎日を送っています。
せっかくの時間なので、ビジネス書も読んで
少し勉強しようか・・・とも思うのですが
どうしても、小説に手が伸びてしまいますね

図書館で新しい本を手に取る時の
ドキドキ感は、たまりません
