久しぶりに、浅田次郎さんの本を読みました。
- 姫椿/浅田 次郎
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私の中では『蒼穹の昴』や『王妃の館』などの
長編が非常に印象的な作家さんなのですが、今回は、短編集です。
通勤電車で読むのに、ちょうどいいボリュームでした

内容(「BOOK」データベースより)
飼い猫が死んでしまったOL、
経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、
経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、
三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、
妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。
凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、
冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。
どれも、心がほっこりあたたかくなったり
うるっときたり、ちょっとドキッとしたり、怖くなったり、、
と、テイストの違う作品たちでしたが
どの作品も、とても面白かったです

特に「マダムの喉仏」と「永遠の緑」が良かったです。
あまり書くとネタバレしてしまいますので
書かないようにしますが
愛の形って人それぞれなんだなぁ、と
心にしみわたりました。
「永遠の緑」の、お父さんの最後のセリフは
涙なしでは読めませんでした。
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最近、小説の率が高くなっています。
もう少し、ビジネス的な本も
読もうと思ってはいるのですが
こう暑いと・・・(ただの言い訳ですね
)

さて、今日も暑そうですが
ぼちぼち頑張っていきましょ
