そんなこんなで、新たに別の歯列矯正医院に相談に行きました。相談料は無料です。

実は20年前、私が初めて矯正治療をしよう!と相談に行ったところに、また行ってみました。

20年も続いているし、HPを見ると医師の経歴もすごい。長い間大学病院で働いていた。小学校が私と同じ←

ちなみに20年前の当時は相談だけで終わらせました。

理由は単純。
次レントゲンを撮るのに5万円かかるからです。

そこまで本気じゃなかったんですよね。
5万かかるのかなぁ、じゃあやっぱりまた今度にしよ…みたいな。

で、20年経って…また行ってみました。

そしたら当時のドクターが出てきまして。

もちろんお互い覚えてませんが、何と今は実は一見さんの新患は受けていないと言うではないですか!

知り合いの提携している歯科医院からの紹介以外は受けないとのこと。

でも私の相談を受けた理由は、
昔の相談カルテが残っていたから なんだそうです。

これも縁だな〜 やっぱり何をしてもうまくいく年は、やっぱりラッキーなことが多いと感じます。

そして気さくなドクターはお喋りが上手。
話がポンポン弾む、進む。

以外、先生の話。

ルビさんの症状はいわゆる開咬ってやつだけど、医師なら誰もがやりたくない症状なんですよ。

後戻りしやすいしね。
断る医師は自信がないんですよ

でも僕はやりますよ。
困ってうちに辿り着いたんだから、断りませんよ。大丈夫ですよ!

何で新患を断ってるかと言うと、僕も1人で出来ることって限られるじゃないですか。

この歳でガッツリ働きたくないしね←
医師を増やしてクリニックを大きくするつもりもないしね。

それなりの患者数でちゃんと向き合いたいですからね。

それから、前に通っていた矯正歯科医院とは縁を切ってください。

これまでの診療情報は全然いらないです。不要です。大丈夫です。

ルビさんも医療系の仕事なら
何でか分かるでしょ?

この界隈狭いんで、顔見知りなんですよね〜 だからやっぱり患者の取り合いみたいな感じになって、ルビさんが僕のところに来たのを知ったら、

おたくのクリニックでは治せなかったね!って雰囲気になるので、面倒なんですよ。

分かるでしょ?

とまぁ喋る喋る先生。
言いたいことは良く分かりますよ。
はい。

医師って、職人みたいな感じで、一人一人信念も技術も能力も違うんで、医師同士かなり気を使って会話してるのをよく見ました。

院長でさえ、雇ってるバイトの医師にもヘコヘコしながら会話してましたからね~

気持ち悪い世界だな と思いましたけど。
医者の世界は、一般社会では理解出来ない独特の村社会がありますね。

そして先生は続けました。

前の2回目の矯正の時、ワイヤーにゴム着けてませんでしたか?


着けてたわ(2回目の時の写真)

これ、僕的には絶対ダメです。
負荷かかり過ぎですから、僕はやりませんよ。ゴムで無理やり引っさげるから簡単なんですよ。でも予後は良くないです。

僕はこのやり方はしません。
奥歯を上げて自然と前歯が下がってくる方法を取ります。負担も少ないし予後も良いですからね。

アンカースクリューを使ってやりますよ。
治療期間は最低1年です。

さて、色々お話したけど治療を受けるか決めるのはルビさんですから、良く考えてくださいね。

とこんな感じでした。

翌週にはCTの写真の予約を取り、治療開始となりました。今は1ヶ月経過して、上の歯だけにワイヤーを着けています。

来月からアンカースクリューをやるそうです。アンカースクリューとはネジのことだそうで、2本埋め込むんだそうです。