「大分」「保護猫」とググッたら108猫のホームページがヒットするので、
知らない方からのご相談がときどき来ます
保護っ子の里親希望の方だと嬉しい限りなのですが
実際はそうではなく、頭を抱えることも多いのです
「こんな猫が今庭に来ています」
「人馴れしている猫がさまよっています」
「外でずっと猫が鳴いています」
そしてその次には
「何とかなりませんか?」
「保護していただけませんか?」
というご相談です
108猫は基本的に保護依頼は受けておりません
自分の生活圏内で目にする耳にする外猫で手一杯です
不遇な外猫を次々とかくまうためのシェルターもありません💦
先日mailで寄せられたご相談は
「庭に来ている猫に餌を与えているが、餌をやるだけではいけないと思っています。これからどうしたらいいか、具体的に手順を教えてくれませんか」
という内容でした。
人馴れ具合、住処の環境、その猫さんを取り巻く人間関係、様々な要素が特に深刻でなければ、
人馴れしていない猫を必ずしも家の中に入れるべきだとは思いません、
しかし餌を与えるなら不妊手術をしてあげて、その時にできるだけ医療を受けさせて欲しいです、と伝え、段取りをお伝えしました
そして外猫のTNRを得意とする獣医さんがおられることを伝えました。
数日経った今日、その方から連絡
「家族で話し合い、家で保護することを目的とした捕獲となりました。

とのことでした。
1匹の外猫のためによく考え、愛情と覚悟を持ち、家に入れることを決断してくださり、行動を起こしてくださった相談者のYさん
このような方が1人でも増えてれたらと。
そのためには、保護依頼は受けられなくとも、「自分で動きたい。どうしたらいいか?」というご相談なら、可能な限り相談者さんの心に寄り添いたいと思います。
「何とかしてあげたいけど私には何もできません」には、
「それなら私も何もできません」としか言えません。
「何を言っているかではなく、
何をやっているかがその人の正体」ですね。

