トワネコメンバーさんには、
保護ではなく
TNRMをメインで活動し地域猫のお世話をしている方もいます
その現場は、
外猫がとにかく多い市街地で
みんな路地に身を潜めながら
必死に生きています
この子は「ボス」
メンバーさんが最初に会った時は
怖かったそうです

4年前にサクラ耳になりました
年齢不詳、推定6歳以上
口内炎が酷くなり、抜歯もしました
抜歯してからは
食欲旺盛で元気だったのですが、
また最近食べられなくなったとのことで
病院に連れて行ったところ、
腎臓が硬くなっているとのこと

メンバーさんはお家の事情で
ボスを家の中に入れることは
できませんでしたので、
家の横にケージを置き、
寒さと猫同士の喧嘩から守りました
脱水もあったので、しばらくは通院して
点滴を受けつつ、
食べられるものを少しでも食べて
回復できるか?そのまま看取りか…?
ボスと一緒に今後を受け入れよう
必ずしも積極的治療をするべきだ
…とは思わないので
この子に関わるメンバーさんが
無理なくできることだけしか
できないけど
ボスにとって辛いことが続かないように
私はこの子に会ったことはないので
どこまで治療してあげられるか、
ボスが望んでいると思うか…
そこはメンバーさんにお任せしました
本日、注射に連れていこうと
ボスに会いに行った時
既に呼吸が浅くなっていたようで
意識が薄らいでいたそうです
さくら耳は愛され猫の印🌸
と言いますが、
ガリガリでボロボロで
誰からもお世話されていない猫も
沢山います
不妊手術しても外猫の命は5年そこらです
手術して終わりではない
TNRMはこうやって最期までみとどけるのが理想です
外猫は死期を悟ったら姿を消すと
言うけれど
ニンゲンを信頼し、頼り
見守られ亡くなる猫もいます
ボスにかかった医療費の一部は
皆様から頂いたご寄付を
使わせていただきましたので
ここにご報告しますと共に
ボスのために
一緒に手を合わせて頂けたら幸いです🙏
また会いにおいでね