


さて、今年1年を振り返るような時節になりました
先日ちょっと「今年の漢字を1個挙げるなら何かな」と一年を振り返りながら考えてみました(この風習いつから始まったんだろう)
それで考えた挙句、私は「零」です
プライベートでも、2年前に25年間続けてきた仕事を辞め、辞めてからの2年間は外猫のための活動基盤を作ることに専念しました。そしてまた今年、仕事を本格的に再開し、仕事と猫活動とを両立すると決意した、「零」からのスタート
外猫のための活動では、里子がFIP(推定)で急逝したり、メンバーさんが見守りお世話していた地域猫さんが亡くなったり
一方では、このまま外の暮らしでは死ぬだけだろうという猫を保護もしてきました
消える命と、灯った命。たくさんの命に関わってきた1年でした。
救った命の方がずっと多いはずなのですが、自分の気持ちとしては「零」。不遇な外猫の現実は全く変わっていない気がします💦
また、人との関係でも「零」を感じた一年でした。
素晴らしい方々との出会い、熱心なメンバーさんの加入、同志だった方との再会があった一方で、失った信頼関係もありました。
個人活動~団体の立ち上げにかけずっと相談させてもらって、心の支えにもなっていた方から驚くような苦言を受けました
それだけでなく、人の心が1番怖いと心折れることが何度もありました
そんな時いつも浮かぶのは
「何を言っているかではなく、何をやっているかがその人の正体」という言葉でした。
言っている人は、その人が実際何をやっているかを見よう。
言葉は少なくてもいい、言葉なんて後からでもいい。
まず思ったら行動するんだと。
「零」に戻り、私らしく活動するという初心に帰るんだと、心に決めました
トワネコに今年1年間で寄せられた猫相談件数は約100件でした
里親代理募集、地域猫活動、子猫~成猫引き取り案件……
保護依頼は受けていませんが、外猫に心がある方からの、心ある私に来る相談に、全く聞く耳持たずということは私はできず、、できる時はできることだけ、対応させていただきました
色んな外猫のコロニーがあることを知りながら、みすみす何もできずに悔しい思い、申し訳ない思いも沢山してきましたが…
相談の中でも1番心を痛めたのが、
「高齢者が他界や施設入居で飼えなくなったという猫を、誰も引き取れない。愛護センターに持ち込むしかない」という、ご家族や親戚の方からの相談でした
命を飼い育てるということの責任。
外猫への餌やりしかり、不妊手術することの責任。
教えてあげるだけでなく、周りの方々が行動してあげると、殺処分される猫は減るはずです
2024年に我々トワネコが保護した子猫~成猫は109匹でした。
永遠のお家に繋がったのは現時点で97匹。トライアル中やトライアル予定の子たちを含めると、105匹になります。
これも、ペットショップで商品となった猫を購入せず、保護猫を家族に迎えてくださる方々のおかげです
そして、我々をサポートしてくださる、たくさんの方々のおかげです。
心より感謝申し上げます。
過酷すぎる外で暮らす猫たちを救い、いつか大分の野良猫と呼ばれる猫がいなくなる日がくるまで(何年かかるんだww?)
2025年も活動を続けさせていただけたら有難いです。
どうかよろしくお願いいたします