大嘗祭
(だいじょうさい)
毎年11月に
国と国民の安寧や五穀豊じょうを祈って行われる宮中祭祀
「新嘗祭(にいなめさい)」
大嘗祭は天皇の即位後、
初めて大規模に行うもので
皇位継承に伴う一世に一度の重要な儀式とされています。
令和元年11月14日夕方から15日午前3時にかけて執り行われましたね
大嘗祭の歴史は1400年以上前‼️
すごいですね〜♫
しかしその原型は弥生時代にさかのぼれるとか。
ってことはなん年前❓❓
宗教色が強いですが、
私はこういうのすごく好きです
ところで、
この儀式はどのように行われたのか?
覚え書きとしてアップします

偶然にも再放送だと思いますが
先日
NHKスペシャル
『日本人と天皇』 で
再現シーンのような番組をしてました
簡単にまとめました
間違っているところがあるかもしれせんが



約90メートル四方の敷地に、
高さ約10メートルの
「悠紀殿(ゆきでん)」「主基殿(すきでん)」を中心に約40の建物が並ぶ大嘗宮
祭服に着替えられます
夜7時ごろ
天皇陛下が悠紀殿(ゆきでん)へ
皇后さまは御拝礼、その後御退出
すごーく神秘的な世界✨✨
ここでもう
神々は既に内陣にいらっしゃる
とされているそうです
主祭場となる悠紀殿(ゆきでん)と主基殿(すきでん)
二つは同じ構造で、
入り口側は「外陣」、奥は「内陣」
内陣は
天皇陛下が天照大神(あまてらすおおみかみ)と神々に神の食事とされる神饌(しんせん)を供える部屋です。
天皇陛下は伊勢神宮の方を向いて90cm四方の畳の「御座(ぎょざ)」
向かい側に天照大神(あまてらすおおみかみ)が座るとされる神座(しんざ)
寝具の寝座(しんざ)が設けられています。
↑ココは神が休む場所とか。
そして、神への供え物を運ぶ
「神饌行立(しんせんぎょうりゅう)」
が始まります
悠紀地方(東日本)の栃木県で今年収穫された米、アワの飯、白酒(しろき)、黒酒(くろき)、海産物などの神饌を
采女(うねめ)と呼ばれる女性2人の介添えで、食べ物を箸でカシワの葉でてきた皿に天皇陛下自ら、1時間半かけて盛り付けし
天照大神と神々に供えられます
拝礼し御告文(おつげぶみ)を読みあげ
儀式の締めくくりとして、
「直会(なおらい)」
米、粟、酒を神々と一緒に自らも口にされます。
こうした儀式を
もう一つの宮殿・主基殿(すきでん)でも
同様に執り行なわれます
一晩中、天皇は神と向き合い、
日本国民を代表して
天照大御神と全ての神々に感謝し
国民の安寧と
五穀豊穣の感謝と祈りを
捧げ続けるのです。
この日が令和の正式な始まり
だそうです
ニュース映像をみてましたが、
本当に天皇皇后両陛下が神々しくてどう表現したらいいかわからないぐらい
重々しく厳かな儀式でした
平成の時は私も若かったので😅
ほとんど関心がなかったのですが
このような儀式とは全く知りませんでした。
ずっとずーーーっと長く守られてきた伝統なんですね
少しでもこの雰囲気を感じ拝見することができ
ありがたいと痛感しました。
今回の一連の行事を見ていると
日本人でよかったなぁって思い
私もそれなりの年齢になったんだなぁ
と実感しています (笑)