観音の里といわれる滋賀県湖北・高月町にある
西野薬師堂
御朱印
伝教大師 最澄が刻んだとされる薬師如来と十一面観音がご本尊として祀られていう西野薬師堂というところに行ってきました。
このあたりは滋賀県でも『観音の里』といれる町です。
お寺じゃなくて、西野観音堂!!
天台宗に属して大いに栄えた充満寺は、後に多くの戦乱で荒廃し、永正15年2月(1504年)、浅井氏の兵火によって堂宇を焼失してしまいました。
しかし村人たちは、御本尊を救い出し危うく難を逃れたのだそうです。
現在、御本尊は充満寺に所属する薬師堂に安置されています。
それが西野薬師堂 ということです。
現在は充満寺の飛地境内
充満寺と西野薬師堂は数メートル離れています。
おじいちゃん、娘さん、お孫さんらしき人が遊んでいました。
「お参りですか?
建物のところに電話番号があるのでそこに電話するとすぐに来てくれますよ」
と、丁寧に教えてくれました。
もく見ると、電話番号がかかれています。
どうも地域の方が当番制になっているようです。
電話をすると、すぐに来てくれました。
この西野観音堂は、地域の方々が守っているんですね
素晴らしいです💫
敷地内
鍵がかかっていて開けてくれました。
テープですが、説明してくれました
少しふっくらとして穏やかな顔立ちの十一面観世音立像
目鼻立ちの整った相好の薬師如来立像
ケヤキの一木造りで平安時代の作と伝わり、重要文化財に指定されています。
右側は「薬師如来立像」
こちらの薬師如来は、象徴である薬壺(やっこ)を持っていません。
仏教伝来初期の薬師如来は薬壺を持たないものもあるのですが、この仏像は平安時代中期頃の作とされています。
しかも、薬壺を持たないかわりに親指と人差し指で輪を作る!
これは阿弥陀如来の来迎印です
*山号【大千山】
*院号【】
*寺号【充満寺】
*正式名称【】
*宗派【浄土真宗大谷派 】
*ご本尊【薬師如来立像、十一面観音立像 】
*札所等【びわ湖百八霊場35番札所】
*開基 【宗信法師(大友皇子の孫)?】
*創建年【不詳】
*住所【滋賀県長浜市高月町西野1696】
参拝できましたことに感謝いたします
最後までご覧いただきありがとうございました🎵