比叡山延暦寺の原点、根本中堂


御朱印


{7528E87F-13E5-4148-A943-075596E4A8AF}

醫王とは、薬師如来。
ご本尊、薬師如来が祀られているお堂 ということになります。



超エリートの有名なお坊さんたちが修行をした

延暦寺

その延暦寺を作ったのが  

最澄(さいちょう)。



「一隅を照らそう」

と書かれた石碑が立っていました。






{2C8FC90A-9BD5-4040-91B2-3992960F1033}

これは、最澄の言葉です

『照千一隅 此則国宝』

一隅(いちぐう)を照らす、これ則(すなわ)ち国の宝なり

意味は、

自分の置かれている場所や立場でベストを尽くしましょう。

「照らす」=自分が光る。

そうすれば、その隣にいる人が光り、またその隣が・・という風にして光が大きくなり、素晴らしい世界になる、社会全体の幸せにつながる。




延暦寺では三塔即ち東塔・西塔・横川にそれぞれ中心となる仏堂があり、

これを「中堂」とよばれています。


東塔の根本中堂はその最大の仏堂であり、延暦寺の総本堂となります。




{18AFE1D3-619A-4667-B710-69E9B0206607}


{5CE62B87-079C-4D54-AD5F-5C835C35DFBC}


{88121097-B941-4A3E-A897-AFA300DB760A}

{FC779C72-A1DE-433F-BA40-5591F5B5B043}

いよいよ、中に入ります。 

ドキドキします✨

ここが前から行きたいと思っていた延暦寺の根本中堂かと思うと、

身が引き締まる思いです


                     📷撮影が禁止です❎



どんどん入ると、昼間でも薄暗いです。

なんとも神秘的で幻想的な雰囲気です✨✨


一段低い「内陣」があります。


伝教大師ご自作のご本尊

薬師如来像


その前に1200年以上灯り続けている

「不滅の法灯」(ふめつのほうとう)

が安置されています。 


比叡山焼き討ちにより途絶えたかと思われましたが、6人の僧侶の努力によって山形県の立石寺(りっしゃくじ)に分灯されていました。


ここから生まれた四字熟語が

「油断大敵」

という言葉です。


気を抜くと火が消えてしまう(やられてしまう)

ここからきた言葉です。


なぜこの不滅の法灯が、絶やさずに燃やし続けることができるのかと言うと‥‥


それは、最澄の一隅を照らすという精神を守り続けているからだそうです。

最澄は、

「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」

という言葉を残していますね。

その象徴となっているのが「不滅の法灯」なんです。


そして、ここでもう一つ注目して欲しいのが

ご本尊や法灯は参拝者の目の高さにあります。

それは

「仏凡一如」(仏も人もひとつ)

という仏教の教えを表しているそうです。

 

この記事は過去の記事を編集しています


参拝できましたことに感謝いたします

最後までご覧いただきありがとうございました🎵