臨済宗相国寺派大本山 相国寺
金閣寺、銀閣寺は、山外塔頭です。
御朱印
八方睨みの龍 とは
天井に描かれた龍で、どこから見てもこちらを睨んでいるような龍のことをいいます。
◎東福寺 蒼龍図
相国寺浴室
臨済宗のお寺には
「京都五山」、「鎌倉五山」
と呼ばれている寺院の格式があります。
相国寺は、京都五山の序列の第二位
しつこいようですが(笑)、
京都五山とは、、。
別格、南禅寺
第1位、天龍寺
第2位、相国寺
第3位、建仁寺
第4位、東福寺
第5位、万寿寺
足利将軍家や伏見宮家および桂宮家ゆかりの禅寺であり五山文学の中心地。
⚠️堂内、室内は写真撮影禁止なのでネットからいただいたものがあります
法堂
法堂内の天井には
狩野光信筆の、蟠龍図(ばんりゅうず)
が描かれています。
他のお寺にも見に行ったことがありますが、
こちらの龍も八方睨みで迫力があります。
こちらの龍も八方睨みで迫力があります。
八方睨みの龍 とは
天井に描かれた龍で、どこから見てもこちらを睨んでいるような龍のことをいいます。
また絵の下あたりで手を打つと反響して龍の鳴き声に聞こえます。
別名「鳴き龍」ですね
雲龍図(蟠龍図・双龍図・蒼龍図)とは。
龍は仏教を守護する八部衆でもあり「龍神」ともいわれます。
そのため禅寺の本山の多くでは法堂(はっとう)の天井に龍が描かれています。
法堂は仏法を大衆に説く場で、龍が法の雨(仏法の教え)を降らすといわれ、また水神の龍が寺院を火から守るとの意味も込められています。
京都で龍の天井画
◎天龍寺 雲龍図
八方睨みの龍、加山又造筆。
八方睨みの龍、加山又造筆。
1997年(平成9年)天龍寺開山夢窓国師650年遠諱記念事業として描かれました。天井にヒノキ板159枚を張って直径9メートルの二重円内に描かれています。
◎妙心寺 雲龍図
八方睨みの龍、狩野探幽筆。
55歳の時に8年の歳月を掛けて描いたと言われています。直径約12メートルで、見る角度により、表情や動きに変化が現れると言われています。
◎大徳寺 雲龍図
鳴き龍、狩野永徳の孫・狩野探幽筆。
鳴き龍、狩野永徳の孫・狩野探幽筆。
35歳の時に描きました。
◎建仁寺 双龍図
二匹の龍。小泉淳作筆。
2002年(平成14年)建仁寺創建800年を記念して描かれました。
2002年(平成14年)建仁寺創建800年を記念して描かれました。
◎南禅寺 雲龍図
今尾景年筆
◎東福寺 蒼龍図
堂本印象筆。
わずか17日間で描いたと言われています。体長約54m・胴回り約6.2mの龍。
◎泉涌寺 蟠龍
1669年(寛文9年)狩野永徳の孫・狩野探幽筆。畳8畳分の大きさ。
相国寺浴室
枯山水庭園
*山号(萬年山)
*正式名称(萬年山相國承天禅寺(まんねんざん しょうこくじょうてんぜんじ)
*宗派(臨済宗相国寺派)
*ご本尊(釈迦如来)
*札所等(神仏霊場巡拝の道 第99番)
*開山(夢窓国師)
*創建年(明徳2年(1382年)
*住所(京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町701)
参拝できましたことに感謝いたします
最後までご覧いただきありがとうございました