龍華 具足山 妙顯寺(みょうけんじ)
妙顕寺は、
日蓮宗四大本山の一つ。
日蓮宗京都16本山の一つ。
妙顕寺、妙覚寺、立本寺の三寺で
「龍華の三具足(りゅうげのみつぐそく)」と呼ばれています
元亨(1321)年、日像上人が日蓮宗最初の道場として建立したのが始まりです。
正式名称は、
四海唱導(しかいしょうどう)妙顕寺
四海唱導とは、国中に教えを説いて人々を導いたという意味だそうです。
日像は
1275年(建治元年)日蓮宗の開祖、日蓮の弟子で兄の日朗に師事。
その後、日蓮の弟子となりました。
日像は追放や迫害といった数々の法難を乗り越え、粘り強い布教を続けた結果、
後醍醐天皇によって寺領を賜り妙顕寺を創建。
その後、1334年に後醍醐天皇から法華経布教の勅使を賜ったことで門下唯一の 勅願寺 となりました。
勅願寺(ちょくがんじ)とは、
時の天皇、上皇により、国家鎮護・皇室繁栄などを祈願して創建された祈願寺のことです。
三菩薩堂
日蓮、日朗(にちろう)、日像が
お祀りされています
龍華飛翔(四海唱導の庭)
光琳曲水の庭(こうりんきょくすいのにわ)
江戸時代中期を代表する 琳派 の画家
尾形光琳の屏風絵をもとに作られました。
また、光琳は妙顕寺の檀信徒だったそうです。
琳派は、本阿弥光悦(ほんあみこうえつ)と
俵屋宗達を創始者とする唐絵の技法に
大和絵の技法を取り込んだ
独特の表現手法を用いる流派
または、その技法を用いた桃山時代後期から
近代まで活躍した絵師達の総称の事です
*山号(具足山)
*院号(龍華院(りゅうげいん))
*正式名称(四海唱導 妙顕寺(しかいしょうどう みょうけんじ
*宗派(日蓮宗)
*ご本尊(三宝尊)
*札所等(洛中法華二十一ヶ寺)
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