禅苑の名刺、龍安寺
「石庭」として知られる枯山水の方丈庭園で有名ですね。
平成6年(1994年)世界文化遺産 に登録
新緑の色と匂い、静けさ…
寺の南側に、境内の約半分もある
応仁の乱で焼失してしまいますが、勝元の実子・政元によって再興されました。
また、寛政九年(一七九七)に方丈、開山堂、仏殿を火災によって焼失。
また、寛政九年(一七九七)に方丈、開山堂、仏殿を火災によって焼失。
現在の方丈は塔頭・西源院の方丈を移築したものです。
その後、織田信長、豊臣秀吉や江戸幕府が寺領を寄付して保護されました。
1975年にエリザベス女王が日本を公式訪問した際に龍安寺の石庭を見学され絶賛した事が海外メディアでも報道された事もあり、昨今では世界各地での日本のZEN(禅)ブームと重なって、世界的にも知られるようになりました。
1975年にエリザベス女王が日本を公式訪問した際に龍安寺の石庭を見学され絶賛した事が海外メディアでも報道された事もあり、昨今では世界各地での日本のZEN(禅)ブームと重なって、世界的にも知られるようになりました。
この日も海外からの参拝者がとても多かったです
龍安寺最大の見どころはなんといっても日本を代表する枯山水の庭園です。
石庭として有名な方丈庭園(史跡・特別名勝)
枯山水とは
水を使わず石や砂などにより山水の風景を表現する庭園
のことをいいます。
石庭は幅25m、奥行き10m(小学校などにある25mプールと同じ大きさ)の敷地に白砂を敷き詰めたものです。
その中に15個の石があります
しかし、どの角度から眺めても必ず1個の石は他の石に隠れて見えないように造られています
虎が子供を連れているように見えることから「虎の子渡しの庭」とも言われています。
茶室蔵六庵前にある徳川光圀の寄進とされる
「つくばい」も有名です。
つくばいとは
茶室などに入る前手や口を清めるための手水を張っておく石です。
中央の水穴を口の字に見立て上下左右に
「五・隹・疋・矢」の四文字が刻まれています。
「吾(わ)れ、唯(た)だ、足ることを知る」
と読むことができます。
意味は
石庭の石を一度に14個しか見ることが出来ない事を不満に思わず満足する心を持つことの教えです。
今ある命や健康など与えられているものに感謝しなさい
と、いうことらしいです。
心が休まる空間です
お寺の外は観光客や車でザワザワしていますが、
中に入ると、別世界のように静かです。
お寺の外は観光客や車でザワザワしていますが、
中に入ると、別世界のように静かです。
池泉回遊式庭園があります








