東山三十六峰の一つ、泉涌寺。
東山三十六峰とは
京都盆地の東側に位置し、北は比叡山から南は稲荷山まで、約12キロにわたって連なり、琵琶湖との間を隔てる山々のことをいいます。
北から順に。
比叡山・御生山・赤山・修学院山・葉山・一乗寺山・茶山・瓜生山・北白川山・月待山・如意ヶ嶽・吉田山・紫雲山・善気山・椿ヶ峰・若王子山・南禅寺山・大日山・神明山・粟田山・華頂山・円山・長楽寺山・双林寺山・東大谷山・高台寺山・霊鷲山・鳥辺山・清水山・清閑寺山・阿弥陀ヶ峰・今熊野山・泉山・恵日山・光明峰・稲荷山。
泉山が泉涌寺のことです。
大門
皇室との関係が深いことから『御寺(みてら)』とも呼ばれています。
実は700年以上の間、門を閉ざしてきた泉涌寺。
一般のお参りが許されるようになったのはわずか50年前からだそうです。
一般のお参りが許されるようになったのはわずか50年前からだそうです。
泉涌寺に入ると静寂な雰囲気につつまれます。
ジャリ、ジャリと自分の歩く音だけが聞こえます
お寺では珍しいのですが、砂利道を下っていきます。
お寺って上るものだと思っていましたが、、
仏殿
御本尊の三世三尊仏(左:阿弥陀如来 中央:釈迦如来 右:弥勒如来)が祀られています。
この三尊仏は過去、現在、未来を表し、三世にわたって守護してくれているんだそうです。
阿弥陀如来は現在、釈迦如来は過去、弥勒如来は未来
その後ろに、舎利殿があります。
通常は非公開ですが、御開帳は12年に1度 辰年の年です。
庭園
山号(東山(とうざん)、泉山(せんざん))
正式名(総本山 御寺 泉涌寺)
宗派(真言宗泉涌寺派)
ご本尊(釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来)
札所等(真言宗十八本山8番・ 洛陽三十三所観音霊場20番(楊貴妃観音堂)・京都十三仏霊場6番)
開基 (伝・神修上人)
創建年(伝・斉衡3年(856年))
住所(京都市東山区泉涌寺山内町27)
参拝できましたことに感謝いたします。
最後までご覧いただきありがとうございました