泰澄大師が白山を開山したとされる養老元年(717)から
来年の平成29年で1300年になるのを記念して
福井市立郷土歴史博物館の秋季特別展
「福井の仏像―白山を仰ぐ人々と仏たち」
に行ってきました。
古くよりこの福井平野に住む人々は、
白山の美しい山に神々の存在を感じながら、様々な天変地異を神の祟りの信じ、畏れながらも山々から発する河川の恵みに感謝しながら共に過ごしてきたそうです。
仏教が日本で広まっていくにつれ
連峰白山は仏様が住んでいる浄土だと考えられるようになりました。
そして、次第にその周辺の里山では多くの寺院が健立され
仏像もたくさん作られ、
今もなお多くの人々の信心のよりどころになっています
展示される仏像34体のうち1体のみ鎌倉時代で残り全てが平安時代という凄い世界の空間でした。