10セルテート 1003 のオーバーホール & IOS Dシステム の取り付けを行いました☆
今回セルテートをバラバラにしてしまいますが、
以下の方法を行ってしまうと、
まず間違いなくメーカーのサポートを受けられなくなってしまいますので、
もしされる場合は、自己責任でお願いいたします。
10セルテート 1003。
お蔵入り状態でしたが、今回、カクカクシカジカで蔵から出てくる運びとなりました☆
13セルテートが出ちゃってますからねぇ~
リセールのバリューも無くなっちゃいましたしっ
好き勝手やってみましょう ←
スプールの取り外し。
スプール受けの取り外し。
ローター取り外し。
マグシールド & クラッチ 取り外し。
マグシールドの保持の方法を模索していましたが、
やはり淡水でしか使用しないなら不要な機能という結論に至りましたので、
躊躇なく取り外し。
ただ、そこそこの磁力で保持しているので、取り外すだけなら若干のオイル損失だけで済みそうですよっ
やたらと触らないのが前提ですが。
下部カバー外し。
この辺からちゃんとした工具が必要になってきますねっ
まぁ、工具はケチらないでそこそこのモノを使用される事をおすすめしますが。
100円のドライバーと1,000円のドライバーは違います。
レンチなんてもっと違います。
ドライブギヤ軸受取り外し。
左側にはシムが入ってますのでご注意くださいっ
フタを取り外すと、ドライブギヤが出て来ました。
デカイな・・・
13はさらにデカイとなると・・・
ドライブギヤを引き抜くと・・・
なんだこのスライダー・・・
とりあえず、ピニオンギヤを取り外します。
メインシャフトを引き抜きました。
オシュレートギヤも取り外します。
はい、バラバラー!!
この画像を見て戦々恐々してしまう方もいますよね・・・
大丈夫です。ちゃんと組み上げますから・・・ たぶん ←
ちょっとゴロゴロしてるので、
出来る限りの事をして何とかします。
まずは各部品を脱脂、洗浄します。
カムとシャフトを磨きました。
メインシャフトはラインを巻き込んだと思われるキズがありましたが、
研磨したら目立たなくなりましたよっ
カムはピカピカに!!
油乗りが気になりますが。摺動面が滑らかな事に問題はありません。
ドライブギヤの歯面処理。
主にエッジ部です。
食いつきと逃げのショックを少なくします。
やり過ぎるとトルクがダウンします。
歯数がもうちょっとあると作業は優しいですねっ
ピニオンギヤも同様に。
どちらも写真じゃ分かりにくいですが。
まぁ、きりがないので、そろそろ組み上げて行きます。
まずはオシュレートギヤ組み込み。
ギヤ裏側とベアリングにオイルアップしています。
メインシャフト組み込み。
スライダーのベアリングと反対側のローラーにオイルアップしています。
カムには、低粘度オイルを使用しました。
グリスでも良かったような気もしましたが、
まぁ、オイルにしておきました。
写真奥側のベアリングを取り付け、ドライブギヤを組み込みます。
オシュレートギヤにかみ合わせるギヤにはグリスを打っておきます。
ピニオンギヤにグリスを打って、
挿入!!
先にピニオンギヤから組んでも良かったかも、
と思ったのは内緒です。
フタを締めます。
下部カバーを取り付けて、
ピニオンギヤ上のベアリングを取り付けます。
コイツが厄介だったのですが、それは後ほど。
軸受を取り付けます。
調整シムを入れ忘れないように。
クラッチを取り付けて、
マグシールドを取り付けます。
実はもうほとんどオイル抜けてますw
油膜を形成しませんw
ローターを取り付けて、ハンドルを付けて回して・・・回らん!!
なんだって!?
もう一回バラして、
原因を探るもなかなか・・・
工程ごとに調べてみると、
どうやらピニオンギヤ上のベアリングを押さえると回らなくなってしまう事が判明。
どうしたものか。
苦肉の策ですが、ピニオンギヤ上に入っていた
ワッシャーなのかスペーサーなのかカラーなのかを抜き取りました。
最終的に組み上げてもガタつかないのでまぁ、良しとしましょう ←
IOS Dシステム。
インストールします。
とりあえずDシステムのゴムリング、ベアリング、カラーを外し、
メインシャフトに本体を挿入。
純正のピンを利用してDシステムを固定します。
画像は既にカラーが入っています。
カラーは全部で3種類入っていますので、
糸巻き形状の調整を行う事が出来ます。
ちなみにボクのは中くらいの厚さ1枚挿入でちょうどいい感じに♪
ドラグワッシャーも入っていました。
左がDシステム付属のモノ、右が純正。
アレ・・・シマノの・・・?
とりあえずIOSしろくまドラググリスを塗布して取り付けます。
あとはそれぞれ組み付けて完成!!
とりあえず使えるようになりました・・・
まだボクはダイワリールを理解していませんね・・・
オシュレートギヤのリールは難しい・・・
2004スプールを取り付けるとこんな感じ。
2004Cってヤツですかなっ
個人的にはこっちの方が好み♪(サイズ的な意味で)
2004CHって設定がありますよねっ
次はアレだな ←
他にもハンドルノブに2BB、
ラインローラーを2BBに、
スプール内に1BB、
さらにDシステムで1BB追加されていますので、
トータル14BBです!!
しかしベアリングの精度が・・・
噛み合わせはもうしばらく掛かりそうですね・・・
最近は下巻きにコレを使っています。
34(サーティーフォー)のピンキーです☆
ポリエステルモノフィラメントライン。
最近数種類見掛けますが、
200m巻きで1400円くらいで手に入るので、
100mずつ使ったら1回700円くらいですからねっ
経済的♪
メインラインで使うにはちょっと冒険ですね。。。
超低伸縮なので、ドラグ設定をしくじると一瞬でラインブレイクですからね・・・
この上からPEラインを巻きます☆
下巻きのラインも痛みにくいので、ロングライフを期待出来ます♪
さぁ、あとは少し慣らして・・・
使えるかな・・・