自作:フックリリーサー | よっこ☆の千夜釣行

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管釣り初心者、よっこ☆の釣行記&釣り小ネタブログです!!
よろしくお願いします!!

前回告知しました、自作フックリリーサーについてご紹介しますっ☆


前々から気になってはいたのですが、価格を見ると、なかなか手が出なくて・・・


だって、アレ作れそうじゃないですか? ←


確かに、高いものは見た目もカッコイイ・・・

きっと素材にもお金がかかってる・・・


でも、プラスチックのグリップに、ただ曲げた棒が付いてるだけであの値段・・・

それなら造るよ!!


ってことで、今回のコンセプトは、

①低予算!! (1,000円を切るぞ!!)

②とりあえず使用できる!! (使えなきゃ話になりません)

③出来れば見た目も・・・


では、まずマテリアルを探します。

といっても、当ては付いていて、さっそくホームセンターへ行きました。

あった!! コルクの丸棒!!

お店の棚に置いてあるすべての商品に目を通し、

品質や曲がりなどをチェックして、良いものを選びます。

ボクは密度を重視しました。

品質にばらつきがあります。よくチェックしましょう。


これでグリップのマテリアルは確保。

グリップはフルコルクですよっ☆


次に向かったのは、ダイソー。夢の空間。

お目当ての品物を探すのに時間が掛かりましたが、見つけました!!

魚の串焼き用の鉄の串です!!

水に着けて使いますので、もちろんステンレス製です。


これを探してる途中に、エポキシ2液混合タイプの接着剤を発見しました。

試しに買って見ます。


はい、これでマテリアルが揃いました。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー①

コルクの丸棒 ¥198-

串(3本入り) ¥105-

接着剤     ¥105-


しめて ¥408-


低予算!!


でも、接着剤は今回使わなそうなので、実質 ¥303- ですね。


では作製します!!



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー②

まず、グリップの長さを決めるため、串を当てて、長さを確認します。

自分の手で握ってみて、このくらいかなぁという所で印を付けます。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー③

で、切断。

カッターで切れます。

中もコルクです。

スポンジにテープを貼ったものではありません。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー④

切断したら、今度は丸棒の中心に串を差し込みます。

下穴(あらかじめ開けた穴)はありませんので、

串の先端でグリグリ掘り進んでいきます。

根気が要ります。

まぁ、TVでも見ながら気長にグリグリしましょう。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー⑤

こんな感じ。

実は突き抜けた穴が心ズレを起こしているのは内緒です。

何とかなりますから。本当に何とかなりますから。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー⑥

この時点で、串の先端を落としておきます。

危ないですからね。

先端をニッパー等で切断しますが、

切断した先端が飛ぶかもしれませんので、注意が必要です。


切断した先端は尖っていますので、

棒ヤスリ等で先端を丸めます。


ここで接着するのですが、かなりきつく串が刺さっている状態だったので、

エポキシ接着剤は使わず、瞬間接着剤を使用して接着を行いました。


この時に、接着剤を塗布するために一部を引き抜くわけですが、

ボクは接着剤を塗布する前に、縫い糸を軽く巻いておきました。

抜け防止ですね。

巻きすぎると刺さらなくなってしまいます!!

「飾り巻き」のイメージで十分です。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー⑦

もっとも重要な曲げ作業。

ボクはほぼ手で曲げました。

形状は2タイプ。

丸棒の余った分で2本目を作製しました。


形状は好みですね☆

思いつかない場合は、市販品の形状をお店で覚えて、再現しましょう ←

曲げる方向には注意が必要です。

曲げる方向がズレると、なんとも使いにくい形状に・・・


個人的には、グリップの中心と、ルアーのフックを掛ける部分が直線上になる形状が好ましいです。


曲げ作業の時、串になどを付けてしまうと、

場合によっては、使用する際にラインを痛めてしまう可能性があるので、

ラジオペンチやプライヤーを使って曲げ作業をする際は、

掴む部分にビニールテープを巻くなど、傷が付かないように注意しましょう。


もし傷が付いてしまった場合は、ペーパー(紙ヤスリ)で磨いて傷をならせば大丈夫。

#1000~#4000くらいのものが欲しいところですね。



よっこ☆の千夜釣行-自作フックリリーサー⑧

最後に、グリップを握りやすい形に削っていきます。

ボクはペーパーを、

#400(荒削り) → #600(おおよその形状を決める) → #1000(形状仕上げ) → #4000(磨き)

と使用しました。

コルクなので簡単に削れます。

削りすぎに注意しましょう。

ペーパーはボクが持っていただけなので、仕上がれば十分だと思います。

#4000とか不要じゃないですかねw


今回は2本作製しましたので、

1本辺りの単価が約¥150-!!

低価格!!

壊れても¥150-だと思えば気にならない!!

しかもフルコルクグリップですよ!!(品質は・・・

さらにこの串は、グリップエンドにきている部分に穴が開いていて、

ピニオンリールに取り付けることが出来ます。(場合によってはワンクッション必要ですが)


先日の加賀フィッシングエリアでも、30cmクラスの魚であれば、十分使えました。

機能もバッチリだと思います!!


と、言うことで、フックリリーサーの購入をお考えの方や、

リリーサーってどうなのかなぁという方は、

一度自作を試してみるのはいかがでしょうか?


マテリアルも身近で手に入りますし、まぎれもなく「1点もの」です☆

とにかく低予算で出来ますから、お試しには持って来いだと思います♪



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本当は、木の柄の付いたバーベキュー用の串を探していたのですが、

どうもいいものが見付からなくて。。。

それなら曲げるだけで形にはなるんですけどね・・・