と、言うことで、さっそく組み立て☆
リールスタンドが標準で付属してました。
さっすが♪
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これ以下はリールの分解・改造作業を行います。
リールの分解・改造を行った際は、メーカー保障の対象外になってしまう可能性があります。
分解したが組み直せない、動きが悪くなってしまった等の不具合が発生する場合もあります。
私は一切の責任を負いかねますので、実際に作業をされる方は、
自己責任でお願いします。
はい、それではささっと分解開始♪
もちろん組立図は手元に置いておきます。
ハンドルとスタンド、ドラグノブを外して、スプールも外します。
スプール受けの分解。組み直す際に、順番や向きが分からなくならないように、気をつけましょう☆
ローターを取り外す際には、中央のナットを取り外します。
サイズは・・・忘れちゃった(ぁ
モンキースパナを使用する際は、平面にピッタリ合うようにセットしましょう。
簡単にナットの角は潰れちゃいますから・・・
ちなみに「逆ネジ」です。 時計回りに回すと緩むネジです。
あとはネジを外してここまで分解。
心臓部。グリスべとべと。 べっとべと。
グリスコーティング?
シャフトにまでグリスが・・・
メバリング用って書いてありましたけど、ソルト仕様なんですか・・・?
まぁ、確かに錆には強そうですが・・・ねぇ。
よっし、洗浄だ!!
まずは窓を開けます。
換気第一です。
換気しないとガスが充満します。中毒になります。とても危険です。
それに火気厳禁です。爆発します。タバコは控えましょう。あと静電気ね。
ではっ!!
市販のパーツクリーナーをビニール袋にしゅーーーーーー!!
液がはねるかもしれないので、目に入らないように気を付けてください。
保護メガネとかサングラスとかあったら割と安全です。
試しにベアリングをひとつ洗浄液に投下!!
シャコシャコ振ったら透明な液体が・・・あらまぁ・・・
ギヤなどは、洗浄液をつけたブラシ等でグリスを掻き落とします。
もちろん、ギヤに傷をつけないように!!
ボクは歯ブラシを使いました。
ボディも同様に。
しかし軽いなぁ・・・
洗浄したベアリングを乾燥させたのち、オイルを射しているところです。
乾燥といっても、放置して、軽くクルクル回してまた放置しただけです。
洗浄液を揮発させます。
射しているオイルはIOS-01オイル。
おすすめは02オイルみたいですが、ボクは01しか持っていないので・・・
あとで買うかもしれません ←
オイルの量は半滴!! 1滴だと多い気がします。 あくまで気がするだけです。
半滴は容器を握った指の力加減で何とかしてください(ぇ
オイルを射したらクルクル回して置いておきます。
実は、このタイミングでオイルを射す必要はありません。
組む前で大丈夫です。 まだまだ洗浄する部品がありますからっ
ここ。
一番厄介です。
部品をなくさないように注意しながら作業します。
このネジを外します。
出来れば写真の様に、横向きで作業することをお勧めします。
部品が落ちてしまいますからね。
ネジを外したところ。
白く見えるところはカラーです。 ハマっているだけです。
反対側。反対側にもカラー。これも油断してると落とします。
写真があるので大丈夫だと思いますが、
知らないで落としてしまうと、ちょっとテンパります。えぇ。(経験談)
はい、バラバラ~
小さな部品(カラーについてるワッシャー等)がありますので、くれぐれも無くさないように。
傷にも気をつけます。 あとは部品の向きと位置。
洗浄します。ゴシゴシ洗います。ボディも洗います。
んで、組み直します。
ここまででオイルアップしたのは、ウォームシャフトの上下のカラーと、
メインシャフトを上下させてる摺動子の、
カラーになっている摺動(摩擦)する面にオイルアップしてます。
ウォームシャフトのギア部にはオイルアップしてません。
オイルの方がいいのかな・・・?
とりあえず、後ほどグリスアップします。
この辺は高級機種だとベアリング仕様なんですかね・・・
ピニオンギア装着!!
徐々に組み上がってきました☆
ドライブギア装着!!
グリスアップします☆
ちゅーにゅー♪
グリスアップには、コレを使っています。
100円ショップの化粧品コーナーに売っている注射器みたいなもの。
先端を使いやすい長さに、ルーターの切断砥石で切断しましたっ!!
ニッパー等を使ってしまうと、先が潰れてしまうのでご注意ください。
これはとあるブログに載っていたアイデアを拝借させていただきましたm(__)m
なるほど便利です☆
中に入っているのは、ダイワのモリブデングリス。
ほんとはIOSのギアグリスを使ってみたいんですけどね。
まだこのグリスを使い切っていないので、そのうちに・・・
グリスの塗布量ですが、こんなもん。
本当にこんなもんです。
ソルトはほとんどやらないので、ソルト用のリールについては分かりませんが、
淡水用であれば、ボクはこんなもんでいいと思っています。
あくまで個人的意見ですけどね。
横から。
ギヤの谷間にちゃんと着いてますか?
ん? ピンボケ?
はいっ!!
途中の画像がありませんでした。。。
なので工程だけでも・・・
ピニオンギアを手で回しながら、グリスを回していきます。
ドライブギアに着いたグリスがピニオンギアに移り、
ピニオンギアからウォームシャフトギアに、とグリスを回します。
ついでにウォームシャフトにもグリスを塗布しました。
で、フタを閉めて、カバーも付けたのが上の画像ですね。
フタを閉める際に、ネジを締め付けるわけですが、
基本中の基本だと思いますけど、一応手順を。
4本のネジで取り付けてあるのを前提に記述します。
すべてのネジを軽ーく締めます。軽ーく。
次に、1ヶ所場所を決め、ちょっと強めに締めます。まだ締めきりません。キュッと締めます。
そのキュッと締めたネジの対角にあるネジを、同じ力で締めます。
その後、どちらか隣にあるネジを同じ力で締め、同様にその対角のネジも締めます。
また最初のネジに戻り、さらに強く締めます。
同じ要領で残り3本を締めます。
3回くらいに分けて締め付けると、均等に締め付けられると思います。
締め付けトルク(締め付ける力加減)ですが、ボクはまだ未熟なので、よく分かりません(ドーン
良いところがあるらしいですが、まだ探り探りですね・・・
はい、ここまで来たらもう大丈夫ですね☆
実は、ラインローラー2BB化キットも購入していたので、サクッっと2BB化してあります♪
肝心の巻き心地ですが、PGなので・・・
まぁ、軽いですよ、えぇ。
使うのが楽しみです☆
まぁ、メインで使うのはボクの相方なのですが。
ちょっと貸してもらいます ←
ギアのあたりが付いてきた辺りにまたオーバーホールしてみますっ!!
もう一度書きますが、リールの分解は自己責任でお願いします。
自信の無い方はご遠慮ください。
もし、何としてもやってみたい!! という方は、
構造がこのリールと違いますし、組み立てにちょっとコツが要りますが、
シマノ エアノスXT 辺りで勉強するのいいんじゃないかなぁと。
アブガルシア カーディナル 301
というリールを安価で購入したことがありますが、
これもいい実験台になりました ←
さて、ラインも巻いたし、準備万端!!
秋分の日の金曜日は、加賀フィッシングエリアに行く予定ですっ☆
台風過ぎ去ってくれればいいんですが・・・