<週末の対談>部分の文字起し
誤字脱字、理解違い、カタカナ表記間違い
があるかもわかりませんが、お許しをm(__)m
DJ:近藤真彦
ナビゲーター:ちわきまゆみ
<週末の対談>
MATCHY OF THE WEAKEND
ゲスト・沖仁さん 第2回目/全4回
先週より続き
なんかそのー
沖さんのルックスを見ているとですねー
ホントお勉強が凄く・・・お勉強熱心で
お勉強熱心に見えます?
笑顔が絶えず
そんなスリルがあるところに
自分から飛び込んでいくようには見えないんですけど…
何がそうさせるんですか?やっぱギター?
でも今でこそ、年相応の・・・ちゃんとしなきゃなと僕も思ったりするんですよ
当時は・・・高校生の時からそうだったけど
どうやって・・こう、人と違うって事をアピールするかって事に
物凄い情熱を注いでたんですよ
高校も私服の学校だったんですけど校則はは緩くて
わざとホームレスみたいなカッコして
スーパーのビニール袋に・・・
いるわそういう人いる
いました?
いたいた
晴れてるのにワザと傘持って
僕は家なき子って言うのをアピールして・・・ わかる
近藤さん、真逆じゃないですか?
僕はあのーどちらかっていうと
内面からじゃなくて見せる不良だったの僕は
カッコよく見せる不良だったんで
カッコ悪さをカッコよくしようなんて
そんな大それたことは僕にはできなかった
結構武闘派だった?
イヤそんな事もないですよ
“喧嘩上等”みたいな・・・
好きだったんですけども
そういうなんか沖さんの話聞いてると
すこしゆとりがあるじゃないですか
ほんとはカッコいいんだけど・・
ほんとは綺麗なんだけどちょっと汚い格好して見せたりとかする
イヤwww
僕はほんとは汚いんだけど
綺麗なカッコしてカッコよく見せるタイプだったんで・・
いやーそういう意味では真逆ですねー 真逆ですよ
ほんとは綺麗でもなんでもないんですけども
なんだろードロップアウト思考っていうか、
高校も途中でやめようと思ったし・・
当時ロックが好きだったから
音楽のスタートは・・?
音楽のスタートは・・やっぱりギターていうと
BOOWYですね・・
BOOWYのコピーから入ったんで
日本のロックが好きで
エレキギターなんですよ
やっぱりエレキギターなんですね
でなんか・・ロックが好きなんだったら
学生やりながらロックやるっておかしいよなー
・・・なんかちよっとロックとは…みたいな・・・・・あるじゃないですか
ありますあります
ロックンローラーとはてやつね
ロックンローラーとは・・・学校行ってるんじゃなんか説得力無いんじゃないかと
そっちにカブレるようなタイプだったから
ひねくれた感じはありました・・
洋楽はあまり聞かれなかったんですか?
洋楽は高校からは
日本のロックよりやっぱローリングストーンズだったりビートルズだったり
さかのぼって聴いたり
当時ハードロックが流行ってたんでやっぱコピーしましたねーあこがれて・・
マーシーさん、パンクとか好きだったんですよ
パンクですよね
僕も好きでしたよ
あの当時はパンクと行ってもピストルズとか
あっそうそう
マーシーさんとかそうですよね
完全ピストルズなんですよ
カッコいいですよ~
マーシーさんは・・・
ええー
憧れますよ・・・
同じギターリストとしてマーシーさんはかっこいい
カッコいい、やっぱね
ギターを構えただけで絵になる
イヤイヤ、沖さん十分画になってますよ
イヤイヤ
ここにいっぱい写真ありますけど・・・メッチャカッコいいですよ
いやー嬉しいですけども
イヤマーシーさんとか佇んでるだけでカッコいい
やっぱり憧れますよねー
テクニカルな・・・どれだけ複雑な事出来るかとかって・・
それはそれでいいんですけど
わかる、わかる
僕ギターあんまり詳しくないんですけど、
キースリチャードなんて見てると
腕がいいとか関係ないよね
関係ないですねー
味?
声みたいなギターっていうか・・・肉声みたい
誰にも出せない・・味?
ほんとそのとおりでー
甲本ヒロトさんとキースリチャードの新譜出た時、
「聴きました?」って送ったら
「キースにしか出せない味だね」って真に同じことおっしゃってましたね
ほんとその通りだと思いました
技術はさることながら
存在感とか
背負って来たものだとか
リズムとかなんか・・微妙に
普通に考えたらずれてるんですよ
だけどそれがめちゃカッコよくて・・・
わかるような気がする。真似できないしねー
マネできない
ちょっとさーギターかじった人がそれをマネするとただずれてるだけになっちゃう
お前もっと練習しろって
そうなっちゃうね
音外してもそれがキースなんだっていう
今だったらいくらでも機械で直せるし、
もう一回やり直しとか、
やっちゃいそうなのに
“あれをそのまま出すかwww”
僕あのー
去年、出させて頂いた中の♪カモン・ロッキンロード♪
沖さんやってもらった時、に僕はそれを感じましたよ
沖さんじゃなきゃ・・・
要するに、もっといいものを、もっとテクニカルなもの
譜面通りに完璧にやるんだったらもう一回、もう二回やれば出来るよ
っていうところを、何かこうお互いのノリでこれOKテイクじゃない
ていうのがあったんですよ
あの時は凄かったですよねー
あのレコーディング
熱かったというか、集中したというか・・・
そうですね、その場にいる皆さんギューって
あんときはもうホントに全員で
“せーの”でとったじゃないですか
あれはほんとお互いに勇気がいる事じゃないですか
生きてましたよね・・音がこう
ホントそうですね
近藤真彦
カモン・ロッキンロード
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若い世代・・僕もそういうとこあるけど
何だろ、まずは形を整えないとまずいっていう思い込みかあると思うんですよ
直せちゃうからクオリティーを上げてって
上げてってねー
でもそうした時につまらなくなっていっちゃうんですよ
それって若い時は気が付かないし、
若い時は下手って言われて終わっちゃう怖さがあるから
だからそこをクオリティー上げていって、いい作品を
何年も続けてって自分の味が出た時に
まー生意気なんですけど
今みたいなことが言えちゃうんじゃないかなーと思うんだけどねー
以下、先週と同じコンサートのお話なので省略します。
来週に続く
11/20 COME ON! ROCKIN'ROAD<週末の対談>沖仁③