個室に移されてから毎日考えてた。
・・・娘でいられる時間は後どれくらいなのかと、、、。
意識はあるものの
前のように会話できる元気はない
単語をポツリ、ポツリと話くらいだった。
母は胃に大きな潰瘍があり
ここからの出血が止らず
口から血が混じった痰を吐き出すようになった。
横になっているので
うまく吐き出すコトができないので
口元まで吐き出してもらい
家族の誰かがティッシュでふき取る
日に3箱のティッシュがなくなる。
たまに吐血するので
ティッシュじゃ間に合わないコトもある。
こんな状態でも母は泣き言は言わなかった。
辛いとも苦しいとも・・・。
もしかしたら母も感づいていたのかもしれない。
残り僅かだってコトを・・・。
一日に交互に輸血、血小板を投与しても
数値はよくならない。
主治医には
『貴重な血液、血小板ですからね、、、
週明けまで様子をみて考えましょうか・・・。』
・・・母に使うのは、、、無駄ってコトですか??
3日間、吐血、血痰していたが
4日目からちょっとずつ吐き出す量が減っていった。
しかし、、、肝心な尿まで減っていった。
そう、、、主治医に言われてた・・・
おしっこの量が減っていったら・・・
点滴が体内に溜まる一方だから
菌も体外に出なくなると・・・。
母には腹水もあるので
肺を圧迫して息苦しくなるとも言われた。
ちょっとずつ口から吐き出す量が減ったのは
下血に変わっただけだった。
娘でいられる時間・・・
もう残っていないんだと、、、思った。