残された家族は・・・ | 余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

余命3ヶ月・・・そう告げられた家族の苦悩

娘でいられる時間が残り僅か・・・

親不孝ばかりしてた私が最後に母にしてあげられる事は・・・?

母の最期を看取るコト・・・

看取られる母は何を想い感じていたのか・・・


残される家族は

母の想いをよそに都合の良いように解釈する。


何が良くて何が悪いかなんて

ワカラナイから・・・


色んなコトを悔やみながら

諦めにも似た感情・・・


『これで良かったんだよ。』


母は幸せだったんだろうか・・・

私が娘で良かったんだろうか・・・


何か伝えたかったコトはなかったんだろうか・・・


・・・今更なんだけどね


余命3ヶ月・・・


そう告げられていたけど

思ってた以上に早くに

母は他界してしまった・・・


『誕生日にはお祝いしようね。』


母は笑顔で頷いた


しかし

誕生日を祝うコトもできず

母の誕生日の一週間前に逝ってしまった・・・


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先週、49日法要が終った・・・


母の死はまだ信じられないでいる。


けど、今、一番逢いたいのは母だ。


母に逢いたい

話がしたい

もう一度母の手を握りたい・・・


『静香ちゃん・・・』

一言でいい・・・今、もの凄く聞きたい母の声


けど私の心の中では

母の声が聞こえる・・・


『静香ちゃん・・・ありがとね。父ちゃんを頼むね』 と・・・。