BOMTRACK ARISEのフロントライトをいろいろ迷った末に、Yahooショッピングのセールで思わずポチッたのがROCKBROSのライト。

 

マウントは汎用性がないですが、プラスチックの台座は結構スリムなので、場所は取らないですね。

スライドして取り付けるタイプです。

ROCKBROSのR3-1000についての情報は少なかったのですが、Youtubeであるていど上部の防眩加工をしているらしいということが書かれていました。

 

スペック的には、以下のとおり

値段 約2,500円(ポイント還元込)

明るさと持続時間

1000lm 約3時間

500lm 約4.5時間

300lm 約11時間   

2Hzフラッシュモード 約5時間

8Hzフラッシュモード 約4時間

重量 160g

防水性能 日常生活防水

 

少し重いですが、4800mAhという電池容量を生かして、300ルーメンで11時間持つというのは、なかなかだと思います。実際に測ってはいませんが、街中で300ルーメンで使っていて、インジケーターが赤くなるまでは結構な日数掛かるので、バッテリー持ちがいいのは間違いないかと思います。

 

ただし、明かりはかなり広がりが大きいタイプなので、1000ルーメンとはいえ、遠くまで照らすタイプではないですね。そのかわり、足元、周辺への広がりはびっくりする位。

まず正面方向の光の具合。やや下向きに照射しています。

スイッチオフ

スイッチオン

 

次に足元。スイッチオフ。

スイッチオン。

 

サイドにも広がっているのがわかるカット。

 

次に上部の光をカットすることによる防眩の具合をみてみます。

ライトオフ

300ルーメン

500ルーメン

1000ルーメン

壁を見ると、光の漏れはそこそこあるけれど、上部の光をある程度カットしている感じです。この壁の見え具合で実際にどうかというと、やや下向きにつければ、あまり眩しくさせずに使えるという感じです。


ほぼ水平につけてしまうと、数メートルの距離だと大丈夫なのですが、10メートル以上離れると上部への漏れた光でやや眩しさを感じます。一番弱い光が300ルーメンだと、街中で水平は少し迷惑かなというのが私の印象です。

 

以上の確認結果から、まあ、もっと眩しい自転車はたくさん走ってますが、私はやや下向きに取り付けています。ただ先日、夜の多摩川サイクリングロードを走ったら、こわくて角度を調整しました。夜の多摩川サイクリングロードは、何の明かりも身に着けない歩行者が多くて、ある程度遠くを照らせないとほんとに怖いです。

 

角度を調整するには、レンチで緩めて動かさないとなので、その点は少し不便ですが、丸い明かりを発するライトよりはいいのかな。

 

 

さて、走行しての感想は以上なのですが、一つ大きな欠点があります。それは上部スイッチが軽く触れただけで点灯してしまうことです。取り外してカバンに入れて、いつのまにかスイッチが入ってしまう危険性がかなりあります。

 

スイッチオフは長押しなので、スイッチオンも長押しにしてくれればいいのに。ライトが安かったこともあって、私は家に持ち帰る時以外は取り外して持ち歩くことはしていません。駐車時に取られたら仕方がない、カバンで発火事故の方がずっと怖いと考えています。

 

なお、スイッチオフ時のメモリー機能はなく、スイッチを入れた際は必ず300ルーメンの常時点灯です。私の場合、大半が300ルーメン常時点灯なので、かえって便利です。

 

メリットデメリットが両方はっきりあるライトですが、とりあえずは大きな問題なく使えています。値段を考えたら上出来な方かなと思いますよ。