癒着があり、大腸の近くにできた肝臓がん治療 | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

たま〜にTGRラリーチャレンジにエントリーするショボいラリーチーム監督のブログ

土曜日の四日市消化器病センター

恒例の肝臓がんにたいする

ラジオ波焼灼術(RFA)が行われました。

今回の症例は、以前の開腹手術にて臓器どうしの癒着があり、

しかも、肝臓がんが大腸の近くにあって、それを治療するにあたり

ラジオ波治療の熱で、大腸穿孔の危険があるケース。

 

 

 

こういった場合は、非常に難しいのですが、

大腸と肝臓がんの距離をとるべく人工腹水を腹腔内に注入、

癒着している組織をウエットな状態にして、

いつも以上に慎重に針先をCTで何度も確認しながら

なるべく大腸には熱がつたわらないように

ラジオ波の出力をゆっくりあげていきます。

 

焼灼がおわるまで、緊張感のある時間が流れましたが

無事治療を完遂できました。

 

 

 

さあ、緊張感のある手術もおわり、甘いものが欲しくなりますね。

今日の術後スイーツは四日市市富洲原町にある

『CACCAさんのキッシュ』さん

https://cacca-quiche.com

豆乳バターサンドがおしゃれ

 

 

ショコラ、いちご、ピスタチオ、ラムレーズンなど

色々な味が楽しめる

 

看護師さんたちからも『かわいい〜』という声

 

 

甘すぎずザクザクとしたクラッカーの感触がたまらない

 

 

 

見栄えと味は文句なし

ちょっとした四日市のお土産としてもおすすめです