肝硬変の患者さんは食道静脈瘤ができやすく
それが破裂した場合は
大量の吐血から命の危険につながります。
今回は、食道静脈瘤破裂を未然に防ぐため
内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)を行います。
胃カメラで破れそうな静脈瘤を吸引し輪ゴムで縛るという治療
1週間後にはそれが落下し、新しい粘膜で覆われて静脈瘤は消えます。
その輪ゴムを遠隔で操作する重要な仕事を
2名の新人看護師さんにも担ってもらいます。
ちゃんと練習してもらった上で
最初の1発目については私が見本を見せます。
器用なおふたりは阿吽の呼吸で操作。
スムーズに治療終了。
内視鏡治療にも興味をもってくれて
いずれ内視鏡技師の資格など取してもらえると
嬉しいですね。

