今日は、
〝透析をしていない患者さん〟についての
透析カンファレンスを行いました。
なんのこっちゃ??
正確には
『まもなく透析が予定されている
患者さんの導入期の透析条件』
について
ご本人さんにとって
初めての透析をするにあたり
心臓や足、シャントを含めた
状態報告からはじまり、
穿刺部位、濾過膜の種類や面積、
血流量や抗凝固剤、透析時間、
透析終了時目標体重(除水量)、
腎性貧血を改善させる
造血ホルモンの投与などなど
たくさんの内容につき
議論しながら詳細を決めていきます。
導入してしばらくは
『透析不均衡症候群』といって
透析中や終了後に頭痛、嘔気・嘔吐、
脱力感などの症状がでやすくなり、
これをなるべく抑えることが大事なんです。
元気を取り戻すために開始する
透析が嫌になってしまうと
なんのための透析なのか
納得もしにくくなりますね。
何事も、事前の打ち合わせが
大事という一例です。

