私が感激した看護師さんの英語発表〜アジア太平洋肝臓学会 in 京都〜 | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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京都市です。

ASIAN PACIFIC ASSOCIATION FOR THE STUDY OF THE LIVER

(APASL:アジア太平洋肝臓学会)

という国際学会に参加しています。

中国、カナダ、インド、タイ、フィリピン

などたくさんの国から演題が出されていました。

 

今回は、事前予告通り

四日市消化器病センターの看護師さんが筆頭演者で

『Task-shifting from doctors to paramedicals for liver treatment』

という演題発表を行いました。

 

 

 

 

(国内学会と違って、現場で📱🙅‍♀️とは書いてなく、

多くの外国人さんが📱撮影してましたので‥)

 

素晴らしい!それ以外の言葉がなかったです‥

会場からも多くの拍手をもらいました。

 

正直、彼女はここまで

ものすごく大変だったと思います。

 

看護師さん『なんか、今日まで、

ずっと(発表することが)のしかかってはいました』

 

それが、日々なんとなく私にも伝わっていたので

私が『APASLで発表してみる?』

って聞いたことを、

複雑な気持ちで過ごしてはいました。

 

実は、彼女、国内学会発表(日本語)すら未経験の

2年目の看護師さん。

国際学会で英語の発表するって、私にも無理筋。

誰にでもできることではないですね。

発表を終えてホッとした表情が印象的でした。

私『『A PAS Lで発表してみる?』って私が言ったのは、

正直パワハラでしたか?』

 

看護師さん『ハハハ、理事長、考えすぎですよ。

あ〜いい経験した。』

て話してくれて慰められました。

 

この経験が彼女の将来の

何か役に立ってくれるといいですね。

 

今日の彼女は、すごくかっこよく、たくましく

四日市消化器病センターにご縁があった奇跡にも

感謝したいと思いました。

 

最後に、四日市消化器病センターから

肝臓がんの手術見学を受け入れていただき

当院とのご縁ができました

この学会の大会会長さんである

順天堂大学の椎名秀一朗先生と

スタッフの皆様。

 

ありがとうございました。