新しい機器で治療する四日市消化器病センターの肝臓がん治療〜その1〜 | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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土曜日の四日市消化器病センター

 

午前中は肝臓がんに対し

 

CTアンギオから

肝動脈化学塞栓術(TACE)

浦城医師が
大変難しい症例の
診断、治療判断を行ってくれました。

 

 

午後はMRIでは映るものの

エコーで映らない肝臓がんの

ラジオ波焼灼術(RFA)を行いました。

 

 

田中医師は、エコー下で

ラジオ波の針をすすめますが

MRIの画像を予めこの最先端の

キヤノン社製のエコーに取り込み

見えないがんの可視化をします。

(フュージョン画像といいます)

 

まず、エコーとMRIの画像を同期させ

腫瘍の位置をマーキングします。

 



実際のエコーではみにくいものの

仮想的に腫瘍のある場所が示されますので

そこに向かって針をすすめていきます。

 



CTで正確にがんを捉えたのを確認し

無事焼灼できました。

実は、今回焼灼についても

新しいラジオ波の針と

機器を使って治療しました。

 

そのレポートは次回にお伝えします。