食道静脈瘤を固める?という治療 | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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土曜日の四日市消化器病センターは

消化器疾患の手術日

 

午後は肝臓がんに対する

ラジオ波焼灼術(RFA)が行われ

 

午前は食道静脈瘤にたいする

内視鏡手術が行われました。

肝硬変の患者さんには

いろいろな病気が併発します。

 

その一つが食道静脈瘤

破裂すれば大量の吐血にて

命の危険もあります。

 

今回は『地固め療法』といって

食道静脈瘤にたいして

輪ゴムでくくって消滅させる

内視鏡的食道静脈瘤結紮術(EVL)を終え

 

再発を防止するべく

硬化剤というくすりを食道の粘膜に注入する

内視鏡的食道静脈瘤硬化療法(EIS)

 

看護師さんたちは

手術を成功させるための準備として

食道粘膜に刺す針(局注針)の

調整を行なってくれています。

 

治療前には細い静脈瘤がのこっていましたが

治療後は緑に着色された薬が入り

静脈瘤は消退していきました

 

さあ、今日の術後スイーツは

 

福井名物の『羽二重餅』

&

福岡名物の『博多通りもん』

耳たぶのようにやわらかい

お餅と

大人気の白餡が入った

まんじゅう

 

私はどちらも大好き。

定番のお土産は、スタッフにも

喜んでもらえますね