四日市消化器病センターでは
肝臓がんに対する
肝動脈化学塞栓術(TACE)
が行われております。
今回の症例では
バルーン付きカテーテルを用いた
手術になりました。
肝臓がんを栄養する
動脈血流の勢いが良すぎると
お薬をカテーテルに入れた際、
目的の腫瘍にとどまらず
効果が弱くなる場合があります。
そこで、
バルーンを膨らますことにより
血流がゆっくりになり
腫瘍にお薬がたくさん入りやすくなる
という場合に用いられます。
いいことずくめにも思えますが、
操作が難しかったり、
カテーテルのお値段が
1本約16万円
(ちなみにバルーンなしの
通常カテーテルは約4万円)
なので、
ちゃんとした使用理由がないと
レセプト請求で査定対象になりますね

