暑くなってくると、肝臓がんのカテーテル手術は‥ | 石原知明〜四日市消化器病センター肝臓内科医〜

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今日、四日市消化器病センターでは

肝臓がんに対するカテーテル手術(肝動脈化学塞栓療法)を

3症例行いました。

 

カテーテル手術はレントゲンを出しながら行うので

手術をするお医者さんや介助する看護師さんは、

被曝低減のために、重くて、風通しのない

鉛(なまり)のプロテクターをつけてます。

その上で、無菌操作や抗がん剤が体につかないための

防水性術衣(ガウン)をつけます。

(看護師さんにつけてもらうっていうのが正解かな?)

 

だんだん夏に近づいてくると

ちょいデブ、汗っかきは、ご想像のとおりです。

 

治療はアンギオ室(透視室)で行いますが、

機械が発熱してるので、暖かい暑いです。

一方、患者さんは滅菌シーツ一枚なので、

冷房ガンガンにはできません。

 

1症例につき約1時間〜1時間半かかります。

 

汗をかくせいか、その間、

意外とトイレには行きたくなりません。

 

が、3例目ぐらいになると、

パ○ツが汗でビショ×××‥!?

 

今日は、どうだったでしょうか?

 

ちなみに、手術が終わってプロテクターを外したあとの

スクラブ(お医者さんのユニフォーム)は

プールから上がった後の水着みたいだったよ