消化器科の診療に欠かせないのは、
内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)なんですが、
「消化器内視鏡技師」という資格(仕事?)もすごく大事です。
消化器内視鏡技師とは?
日本消化器内視鏡技師会が認定するエキスパートで、
業務内容は前処置、内視鏡の洗浄・消毒、機器管理、
検査・治療の介助など多岐に渡ります。
内視鏡を楽に受けていただいたり、
安全な検査ができるような研究もしています。
どんなひとが消化器内視鏡技師になれるのでしょうか?
看護師や臨床工学技士が取得する場合がほとんどですが、
1)消化器内視鏡専門医(私一応そうです)が
従事する内視鏡室で2年以上の実務経験
2)内視鏡に関する所定の講義を受講
3)消化器内視鏡技師研究会・学会に2回以上出席
4)消化器内視鏡介助の年間実績(基準件数あり)
5)内視鏡機器取扱い講習会およびセミナーを受講
これら満たしていると認められた人が
資格認定試験を受けることができ、
合格すれば内視鏡技師として登録されます。
四日市消化器病センターでは
現在まで10名の内視鏡技師を輩出、
そのうち3名が内視鏡室で活躍してくれてます。
そして、新たに2名が資格取得にむけて動いています。
この方たちが「四日市消化器病センター内視鏡室」
をささえている
と言っても過言ではありません。