たまたま、とある方と〝病院移転の経緯〟
をお話しする機会がありました。
2017年5月
四日市消化器病センターは
四日市市県(あがた)地区の下海老町に
新規移転開業いたしました。
地図の➕印になります。
四日市に詳しい方なら状況をご理解いただきやすいのですが、
下海老町はほぼ全域が市街化調整区域に指定されており、
病院を建設することが通常許可されない地域となります。
この地に移転となった大きな理由ですが
四日市市内の病院は伊勢湾岸沿いの東側に偏在しています。
10年ほど前、最寄りの病院まで距離のある
この「あがた」の地区計画において
病院誘致構想があがりました。
四日市市さんは下海老町に
〝医療福祉ゾーン〟として利用するための市有地を保有されており
この地を病院用地として公募することになりました。
菰野町宿野で30年お世話になりましたが、
建物の老朽化がすすみ、
新しい医療に対応するための改装や新築を検討したものの、
周囲の開発が進んで十分な土地を確保することが難しくなっておりました。
下海老町であれば、なんとか菰野町にも近く
(実際、病院が近くなったとおっしゃる菰野町の患者さんもおられます)
移転距離も許容内との判断がありました。
四日市消化器病センターは四日市市の公募に入札させていただき、
私の入院中に「四日市消化器病センターさんが落札です」
と連絡いただきました。
ですので、特に『あがた地区』だけでなく、
〝四日市西部〟にある
(この言い方には、
病院周囲にお住まいのかたから
「いやいや、地図をみれば『あがた』は四日市市の真ん中だよ」
ってご指摘も受けます。
これに関して、楽しく検証しましたので
また後日アップしますね)
保々、三重、朝明、桜、川島などの各地区や、隣接する菰野町、東員町、いなべ市、桑名市あたりの方々の地域医療は言うまでもなく、
その他の地区、他県、海外の方の期待にも
応えなければならないと思っております。
地域の皆様からの期待の大きさを感じております。
少しでもお役に立てるようにこれからも精一杯頑張ります。


