田村陽子とFlamenco30周年記念公演vol.1終了報告

田村陽子とFlamenco30周年記念公演vol.1無事に終了いたしました✨

たくさんのお客様に温かく見守っていただきステージの上で楽しむ事が出来ました。こちらのブログのタイトル通り踊る事は生きること。生きている！と実感しました。どうもありがとうございました。

公演が終わるまではやる事がたくさんあって、もちろん楽しい事ばかりではないのですが、お客様、出演者、スタッフ皆さんの笑顔を見ると心からやって良かったと思えるのです。

昼と夜の2回公演。

メンバーも内容も全く違うものなので、ミュージシャンには苦労をかけました。

ただ良い舞台創りに妥協や諦めは禁物。

やりたい事をしっかり伝えて全力で応えてくれました👏👏👏👏

昼公演『Flamemcas』

若手舞踊手達と紡ぐ絵巻物語✨

それぞれの個性を活かしつつ統一感が出るように。ソロのヌメロも私からバトンを渡すような形を表現したいと演出を考えました。ガルロチのフロアーを使って時には2人で、時には4人で。

私のソロもがっつり挟みつつ飽きない様な構成にしました。

私の頭の中にあるイメージは当然他の皆は分からないので、現場に行くまでは？がたくさんあったと思いますが良くついて来てくれました☺️

皆これからか楽しみ。いつかは彼女達の舞台に呼んでもらえるようになったら嬉しいです。

オープンニングで着たこちらの衣装は故岡田昌巳先生のもの。

大先生の思いが籠った素敵な衣装。これからも大切に着用します。ありがとうございます✨

夜公演『Ilusión』

こちらは私が踊りまくりつつ、ヘススのエッセンスを加えると形を想定して構成しました。30年間の歩みを思う存分発表するべく

バタデコーラ

クラシコエスパニョル

カスタネット

マントン

パレハ(ペア)

あらゆる角度からアプローチしました。

昼公演のリハーサル、本番、夜のリハーサルを経て疲労を感じるかと思いきや、パワーがどんどん湧いて来てお客様のご声援にのせられ体調は絶好調✌️

心は熱く、頭は冷静に踊れたのではないかと思います。

ヘススとは2011年から一緒に踊っていて、打ち合わせなしでもやる事がバッチリ合ってしまう😆こんなパートナーに出会えた事に感謝しています。

私の緊張を感じ取った本番前には楽屋で一緒にお弁当を食べて話してくれて、マッサージ機で体をほぐしてくれて…名前の通りのジーザス✨

思い通りにミュージシャンを操る様はこれぞフラメンコの醍醐味！という味わいが詰まっていてやっぱり凄いなと改めて思いました。

あの瞬発力と集中、パワーはスペイン人特有のものでなかなか真似できません。ヘススの場合、そこに色気も加わるので観客を魅了します。

リハーサルの時からビデオをみてあまりのシンクロ具合に自分達でも笑ってしまうほど。本番ではいつも色々な事が起こりますがヘススとなら簡単に乗り越えプラスにしていけるという安心感があります。構成のアイデアは私が出してヘススが色付けをして行ってくれる感じで役割分担も自然と決まっておりまさに阿吽の呼吸とはこの事でしょうか。

大好評のJesús ソロのカーニャではオーケストラの指揮者のようで、グイグイ引っ張って行く力に感服しました。

Estupendo 👏👏👏👏👏