>インデックスによる株式投資は、中長期的に経済成長に伴い企業価値の上昇からのリターンを狙うものです。デメリットは短期的の変動が大きく、資産形成に時間がかかることです。

 内藤忍の公式ブログより引用

 

 

 

 

内藤忍さんまでが段々と遠い存在になっていくのに、歳月を感じてしまうのは気のせいか?

 

当方は(初め)資産設計塾を読んでみてもあまりピンと来ず、現在の元祖インデックス・ブロガーと呼ばれる人たちは、まんまこのスタイルだったと記憶している・・。

 

当時の私は個別株バリバリの時代から変革期だったと思うが、

一番しっくりきたのがこの2冊

だった。

 

 

特に『60歳までに』の方は何度も読み返し、(皮肉にも)日本振興銀行でやっていた木村剛さんのセミナーでお会いし、サインを戴いたほどだった(笑)

 

最初はこの方の論調に腹を立て、

『市場が間違っているのではなく、間違っているのはアナタ』

といった文面を破り捨てたくなるほどだった・・いや~大人げない( ´艸`)

ブロガーも含めて一体どういう人たちなのか?と思い、インデックスナイトの初期に伺わせて頂いたこともある。

 

セミナーの時に見たときは、センスのいいファッションにまずは度肝を抜かれたのを思い出す。

いわゆる昨今の守銭奴FIREとは真逆で、当時の投資会社の胡散臭い宣伝の中で別格の講演だったと思う。

 

リーマン・ショックの時はさすがにこのインデックス投資法も含め、怒号のような株式投資に対する批判もあったが、

そんなに個別株とかで悩んでいないで、こいつら(失礼!)のマネをした方が上手くいくんじゃね?

と、当時損切った値嵩株とかの資金を集めて一気にVTに入れたのはいい思い出だ!

 

同時に直販投信からも撤退し、ずいぶん高い手数料だったな・・とカラクリを知る(爆)

今やオルカンが信託報酬0.05%だが、当時はもちろんそんなのはETFでもなく

1680 - 上場インデックスファンド海外先進国株式(MSCI-KOKUSAI)(上場MSCIコクサイ株) | ETF(上場投資信託)|日興アセットマネジメント (nikkoam.com)

をその前に入れているが、今・・いくらになっている?

 

もちろん、これからもリーマンみたいのはくるかもしれないが

本当の意味での投資への偏見

は、もはや感じなくなっていった。

 

※グラフメーカーが使えなくなってしまったので、時価ではありません。さらにMSCIジャパン高配当も若干追加しています。

 

 

『個別株の怖さを知っていますか?』

 

と、当時述べていたのは本当に少数派だったし、当方の個別株のポートフォリオでも(多分)インデックスに引けを取らなくなってきたと思うが、

これには多大な犠牲を払った

見返りだったのだ。

 

 

最後に。。

 

『地震がある程度予測できるように、統計学のモデルを用いて、リスクを事前に計算することも可能です。しかし現実には想定できない事態が発生するときがあり、そのときには役に立ちません。結局、リスクには備えるべきだけれど、現実的なところで折り合いをつけて、うまくつきあっていくのが大事、ということになるのです。』

※『60歳までに1億円つくる術 25歳ゼロ、30歳100万円、40歳600万円から始める』(内藤忍著)より引用

 

 

 

この本の通りに、資産運用はよい方向に向かっている・・