泣いて求める、抱きついてくる
赤ちゃん時代のかわいさは、ひとしおですね
愛着の相手はお母さんでなくてもいい……と言っても、現実には、日本の家庭における赤ちゃんの愛着の対象は、お母さんが多いものです。「お母さんじゃなきゃダメ」とばかり後追いをしたり、姿が見えないだけで泣き出したり……。その結果、赤ちゃんは「甘えん坊」に見えますし、またそれゆえに、かわいかったりするものです。
たとえば、お母さんが「おいで」と手を差し出すと、つかまり立ちから一歩を踏み出せるのも、愛着の対象であるお母さんが赤ちゃんにとってこころから信頼できる人だからです。
また、赤ちゃんは何かに驚いたり、初めての状況に出会うと、お母さんの顔を見て状況を判断しようとしたりもします。そんなときのお母さんの笑顔は、赤ちゃんにとって「だいじょうぶよ」という合図になります。
お母さんは、いざというときに子どもの安心を支える”安全地帯“になります。よい安全地帯を持つことは、赤ちゃんがこれから出会うさまざまな未知の出来事を乗り越えていくために、とても大切です。
新しいことをためしながらも不安になると、自分にとって安心できる人のところに帰ってくる。これを繰り返しながら、子どもは少しずつ、生きていく「世界」や「信頼できる人」の範囲を広げていくのです。
続きは次回。
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1月25日 志木開催
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