美巡家、美容コンサルタント
そして、毛髪診断士の余慶尚美です
本日は、【髪は命】番外篇~知っトクといい、そもそも「ツボ」って何なの? です。
ツボ、正式名を「経穴(けいけつ)」といい、東洋医学(漢方の世界)の専門用語でであり、カラダの変調を調える「点」です。2006年11月には、WHO(世界保健機構)によって361穴が標準経穴として認められています。
特に、「筋と筋の間、筋と腱の間、筋と骨の間、関節の膨らんでいる部分」などに多く在ると言われています。
見つけ方は、
圧痛・過敏:押すと痛かったり、過敏な反応があるところ
しこり:押すとしこりがあるように感じる
はり:皮膚がピンと張っているような気がする
くぼみ:くぼみがあるように感じるところ
漢方の世界では、ヒトは「気血水(きけつすい)」の3要素で構成されており、気だけが西洋医学にはなく、私はいつも「生命活動を司るエネルギー」と説明しています。また、元気、やる気、営気を養うの「気」とも。
この気には、色々な役割が、私たちが病気にならないように、防衛の役割や、内臓などがあるべきある場所にきちんと在るようにしてくれたり、また、血液を作ったり、血液を全身に巡らせたり・・・まぁ、気がないと死んじゃうワケです。 「血」「水」は、ほぼ西洋医学と同じ「血液」と「血液以外の体液」とでも大雑把ですがそんな覚え方でいいと思います。
ツボは、経絡(けいらく)という目に見えない線上にあり、この経絡は「気血」の通り道であり、カラダの臓器とつながっており、カラダの内部から皮膚の表面まで深いところ浅いところ体中に張り巡らされています。その浅い部分である肌に走っている反応点が「ツボ(経穴)」であり、繋がっている臓器の変調を調える、鍼灸や按摩の際に使われるところです。例えば、胃が痛ければ、胃に繋がる経絡のツボを刺激すると胃の痛みが和らぐといった具合です。
頭部には、たくさんのツボがあると言われています。
それなので、ヘッドマッサージはカラダの変調を調えるのに、本当に必要なメソッドでもあるのです!