よく聞く「ツボ」、そもそも何なの？

美容コンサルタント

漢方美容家＆韓方（はんばん）薬膳料理専門家の余慶尚美です

 

取材を受ける際、美容ネタでのトピックとしても「ツボ」の話もする機会が多いのですが、そこで、そもそも「ツボ」って何？と説明すると、案外、ライターさんもご存じでなく、とっても喜んでいただけるので、こちらでもご紹介しますね！

 

「ツボ」とは、東洋医学（漢方）の治療法である針やお灸、按摩の際に刺激する反応点です。


東洋医学では、人間を構成する３要素を「気」「血」「水」とし、

「気」だけが西洋医学にない概念で、

分かりやすく言うと、元気や営気などの「気」がそれにあたります。

 

この生命活動のエネルギーにあたる「気」と「血」の通り道を

専門用語で、「経絡（けいらく）」と呼び、

カラダの奥深い内臓から皮膚に近い浅いところまで隅々まで張り巡らされています。

 

その経絡線上にある皮膚に近い反応点が「ツボ」であり、

そこを刺激することによって、気血の巡りを改善し、

関連する臓腑の機能を活性させ、

健康を取り戻すというのが東洋医学の治療法

＜針やお灸、また按摩＞になります。

 

何となく「ツボ」の場所が定かでない……という方も大丈夫！

「ツボ」の大きさは、500円玉くらいの大きさがあると言われます。

もちろんピンポイントはあるのですが、

あんまり神経質に考え過ぎずに、

圧してみて痛いところやくぼみがあるところ、

気持ちいいところを刺激してみてください。

また、より本格的にしたい方は、

セルフお灸でジンワリと温めるものもいいですね。

 

 

※　治療目的で、＜針やお灸、また按摩／あん摩マッサージ指圧師、鍼師、灸師＞が施すことができるのは、国家資格有格者　のみです。

 

 

 

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