あちこち歩いて、

たまたま出会った寺社にお参りする。

巡り合いたくて探して辿り着く事もある。


御朱印は集めている訳じゃないが、

帳面は2冊目。

持ち歩いて無い時には、

こちらは戴けるのかなあ、くらいで伺ってみる…時もある。


そんな私、実は怖がりで、

特に

閻魔様に出会うとすくんでしまう。

今まで都内で3ヶ所、お会いした…。

知らなかったから

導かれてしまったようだ。



そうなると、

お参りしないで素通りなんか出来ない。

そんなことしたら、逃げてるみたいだ!

いや、ほんとに逃げてるし。

逃げたいし!

ダメダメ、ご挨拶しなきゃ。


チャリン。


…お賽銭を入れると閻魔様がお話してくださったり…して。


閻魔様の赤い顔を下から照らさないで。

赤がこんなに強いとは。

隣にいるあの奪衣婆にも参る。

わかった、わかったってば…。


薄目で首すくめてお参りしてるんだから。

閻魔様、信じてるんだから。

もう私、真っ逆さまだ~。

ごめんなさい、ごめんなさい。


多分、閻魔様だけじゃないんだなあ。

像、全部に頭下げちゃうのは、

怖いと思うのはなんでか。

うーん。

私の中の「後ろメタファー」が、

ジクジクするんだ。

色々有るもんで。


あ、後ろメタファーは、

みうらじゅんさんの造語。

クドカンさんのドラマでも出てきて、

グサグサ来たの。


オヌシ、余程…咎めが有るなあ?


わーん、舌抜かれちゃう。

あなたは無いですか、後ろメタファー。


明日はクドカンさんのあのドラマの最終回、見よっ。

何度見ても面白いんだから。